金華山・岐阜城・長良川温泉、斎藤道三と織田信長の野望と帰蝶の想い
2021/06/19
私たちは、感じるままに旅をしています。
今年初めにNHK大河ドラマ『麒麟が来る』のゆかりの地を巡りました。
金華山にある岐阜城
ドラマのロケ地にもなった金華山(旧名:稲葉山)にある岐阜城(稲葉山城)へ行ってきました。
岐阜城は金華山の山頂に位置します。
岩山の上にそびえる岐阜城は、難攻の不落の城として知られています。
なので「美濃を制するものは天下を制す」と言われていました。
その岐阜城へは、ロープウェーを使ってアクセスすることができます。
約5分程で山頂駅に着きます。
岐阜城は、斎藤道三の時代は稲葉山城と呼ばれていました。
織田信長が、この城を攻略してから、稲葉山城は岐阜城に改名されたそうです。
金華山に登ってみると、織田信長のゆかりの地のようになっていました。
織田信長が全面的に表に出ています。
しかし、私たちは岐阜城では織田信長より斎藤道三のエネルギーを強く感じました。
そして、斎藤道三の娘の帰蝶(濃姫)の想いも伝わって来ました。
斎藤道三は、稲葉山城(岐阜城)を中心にどんな国を作りたかったのでしょうか?
『麒麟がくる』のドラマに出てくるように、大きな豊かな国を作りたかったのだと思います。
そこには自らが天下を取るという野望と、皆が豊かに暮らせる国を作りたいという想いを感じました。
斎藤道三を感じて、ちょっと考えるところがありました。
斎藤道三は信長を「自分と似ている」といい、気に入ったとされていますが、斎藤道三の天下取りと、織田信長の天下取りには価値観にズレがあったように思います。
斎藤道三は、美濃のマムシと呼ばれ、土岐氏を追放し下克上を成し遂げ、美濃を手に入れました。
このあたりの天下統一の野望は、信長に似てますが、どこかに人情を感じます。
美濃のマムシと言われていますが、どこか心の温かさを感じます。
野望を持ち攻撃的なところがありますが、一本筋が通っていて、人の想いを大切にしていたように思います、
一方、信長は能力のあるものには優遇するが、使えないものは簡単に捨てるという感じで、心の温かさをあまり感じません。
信長はカリスマ性という点では、斎藤道三を超えるエネルギーを持っているかと思いますが、人情や愛には薄い性格のように感じました。
(決して、人情や愛が全くないということではありません。信長ファンの方、誤解しないでくださいね。)
また、斎藤道三の娘であり、信長の正室である帰蝶の想いも感じましたが、斎藤道三と信長という「2つの大きな力」に挟まれ、帰蝶も苦悩な時間を過ごしたのではないでしょうか。
岐阜城へ行ったら、斎藤道三と織田信長のそれぞれの想いを感じてみてください。
また、二人に挟まれた帰蝶の想いを感じてみてください。
エネルギーを感じてみると、そこで生活していた方の魂を感じ、性格など、いろいろ視えてくるものがあります。
岐阜城へ行ったら、そのあたりを探ってみると面白いかな~と思います。
そして、私達はケーブルカーで、頂上まで登り、徒歩で岐阜城へ向かいました。
途中、閻魔堂があります。
閻魔大王のお役目の記事はこちら↓
【円応寺と丸山稲荷神社と侍カレー】地獄の閻魔大王に会いに行ってきました。
岐阜城に到着し、山頂を散策していると、金華山御嶽神社がありました。
この神社の後ろには、御嶽山が見えます。
ここもパワーが強い場所ですね。
また近くに展望台もあり、ここからの眺めは素晴らしかったです。
昔、戦国武将や姫たちも、ここからの景色を眺めていたんでしょうね。
少し胸が高まります。
展望台から、岐阜市内や鵜飼で有名な長良川、恵那山などの雄大な山々、伊吹山まで一望することができますよ。
こちらの展望台は、夜景スポットとしても人気のようです。
夜には岐阜城がライトアップされますし、金華山の頂上からダイナミックな夜景を楽しめます。
金華山から長良川を眺めていると、上空の雲がみるみる動き出し、ハートの形ようなゲートが現れました。
金華山も重要なスピリチュアルスポットで、聖なるレイライン上にあるのでしょうね。
山頂にいると、天と地が繋がり、大地が強いエネルギーを発しているのがわかります。
しかも、この日は立っていられないほどの暴風で、見えない世界で大きく何かが動きだしているように感じました。
パワフルな地龍のエナジー?!
地龍が動き出しているのでしょうか・・・
金華山は、龍脈のエネルギーが吹き出すポイント(龍穴)だと思います。
大地から吹き出る黄金のエネルギーです。
金華山を制しようと思っても、この地龍のエネルギーが強いがゆえに、逆に呑まれてしまうのかもしれません。
斎藤道三も、織田信長も最後があっけなかったのは、金華山のエネルギーに呑まれてしまったからかもしれません。
荘厳さと優しさのある金華山のエネルギーを上手く利用していたのは、誰なのでしょうか・・・
帰蝶が、この金華山で生まれ育ったのであれば、帰蝶は金華山の恩恵を受けていたでしょう。
最近、帰蝶が本能寺の変後も生き延び、江戸時代まで生きていたことがわかってきました。
金華山、長良川は、女性を守護する女神のエネルギーを持っています。
帰蝶は、そのエネルギーを上手く使っていたのではないのでしょうか・・・
織田信長と斉藤道三の人生が、ドラマチックに展開したこの土地で、時代の流れをコントロールしていたのは、もしかすると帰蝶だったのかもしれません。
帰蝶は信長の知恵を上まわる知恵ものともいわれています。
これからの大河ドラマ『麒麟がくる』で、川口春奈さん演じる帰蝶がどのように描かれるのか、興味深いところです。
明智光秀と帰蝶の関係も気になりますね。
明智光秀の目指した世界と帰蝶の望んだ世界は同じではなかったのではないか・・・と感じてしまいます。
これから時代の封印が解かれ、どんどん真実出てがきそうです。
金華山で絶景を堪能したあと、私たちは金華山を下り、金華山の麓にあるホテルパーク(長良川温泉)からライトアップされた岐阜城を楽しみました。
ホテルの屋上の露天風呂から、満天の星空と岐阜城を眺めながらの温泉は最高でした。
金華山に一番近い温泉だったので、名湯に浸かりながら岐阜城がよく見えます。
運よく貸し切り状態で露天風呂を満喫できました。
長良川温泉は、女性には嬉しい美肌の効果があります。
天然長良川温泉は、鉄分やラドンを含む鉄泉で、神経痛、皮膚病、婦人病に大きな効果があるそうです。
温泉に浸かると、ツルツルの滑らかなお肌になりますよ(^^♪
長良川温泉 ホテルパーク
金華山の山水が長良川に流れ、金華山のパワーを持つ長良川の水は『名水100選』にも選ばれています。
帰蝶も、この長良川のパワーも受けていたのでしょう。
そして次の日に、明智光秀の妻、妻木煕子が生まれた場所、妻木城に行ってみました。
妻木城跡と城山八幡神社、十字のくさび跡 花崗岩に隠された陰陽の神秘
PS.金華山を下りた後、長良川沿いのお洒落なカフェ「NAGARA TATIN CAFE ナガラタタンカフェ」でスイーツタイムをしました。
その時の記事はこちらから↓
金華山麓、長良川沿いにあるお洒落なcafe「ナガラタタンカフェ」でスイーツタイム
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