妻木城跡と城山八幡神社、十字のくさび跡 花崗岩に隠された陰陽の神秘
2021/06/19
金華山を訪れた次の日に、明智光秀の正室、妻木煕子が生まれ育ったという妻木城跡に行ってみました。
岐阜県土岐市にある山の頂上に妻木城跡があります
妻木城は、標高409mの山の頂上に建てられていました。
今は、山頂に城の石垣などが残り、城山の麓には御殿跡、屋敷跡の遺構が残されています。
山の麓にある駐車場から山頂の城跡まで、歩いて30分ほどかかります。
麓から山頂を目指し登り始めると、この山のパワーに圧倒されました。
想像以上に、とてもパワフルな山だったのです。
花崗岩の巨石群があり、古代の地球を感じさせる自然のパワーを発していました。
とても神秘的です。
金華山とは、また異なった性質のエネルギーですが、こちらの山も大地からのエネルギーが半端ないのです!!
妻木城主は、代々と陶器生産を奨励し、織部焼などの今の美濃焼きの基礎を作ったそうです。
土岐市周辺は山々に囲まれ、古代から良質な陶土を産出しています。
ここは美濃焼きの発祥地なのですね。
大地のパワーが強いはずですね。
また戦国時代の城主である、妻木広忠は明智光秀の家臣でもあり、光秀の叔父、妻木煕子の父親とも言われています。
ただ妻木煕子も謎が多く、実際のところ父親が誰なのかわからなく、妻木煕子の父親は妻木範熙という説もあるそうです。
謎だらけです。(;'∀')
妻木煕子と明智光秀のエピソードを少し紹介します。
妻木煕子は明智光秀と婚約した後、疱瘡にかかってしまい顔に痘痕が残ってしまいました。
なので煕子の父は、煕子に似ている妹を煕子の代わりに嫁がせようとしました。
しかし光秀は、別人であることを見破り、妹を正室に迎えることを拒み、『人の容貌は変わるが、心の美しさは変わらない。私が心に決めたのは、煕子だけだ』と言って煕子を妻に迎えたそうです。
結婚後も、お金がなくて光秀が連歌会を催す資金がなく困っていた時、煕子が自慢の美しい黒髪を売ってお金を用立てて光秀を支えたという伝承があります。
素敵なお話ですね。
私の中で、妻木煕子は百合の花のような美しい人という清いイメージがありました。
明智光秀と妻木煕子の愛についての過去の記事も読んでみてくださいね。
光秀が戦いで倒れ病気になってしまった時、煕子さんは献身的に看病を続け、この時の心労で病気になり亡くなったと言われています。
煕子さんは真実の愛に生きた方なのですね。
そんな妻木煕子のイメージを抱きながら山を登りました。
また本当に妻木煕子は、この山で生まれ育ったのでしょうか?!
すると、どこからか人の声が聞こえてきました。
どうも地元の男性らしき人が、「明智光秀の妻、妻木煕子はこの山の頂上にある妻木城で生まれました」と近くにいた登山者に説明されていました(笑)
私の聞きたかった答えが、偶然にも凄いタイミングで耳に飛び込んできました!
こんな事があるのですね(笑)
ビックリしました。
私が心の中で疑問に思っていたことを、誰かが聞いていたかのように、ちゃんと答えてくれたのです(笑)
天の声みたいだな~と少し嬉しくなりました♪
そして息を切らしながら、頂上に到着しました。
すると、いきなり巨大な鳥居が目に入りました。
頂上に神社があるの???
周りを見渡すと、城跡の横に小さな社がありました。
城山八幡神社と書かれています。
こちらの神社は、廃城後に建立されたそうです。
この八幡神社の社の前に立ってみると、神々しい光が降りてきていました。
お社に、意識体がいるようです。
この山の守り神でしょうか?!
山頂にきて、改めてこの山神のパワーの凄さを再確認させられました。
ここで妻木煕子が生まれたのであれば、この山のエネルギーを煕子さんが持っていた事になります。
人は誰も生まれる場所を自分で決めています。
そして魂と関係のある神様(産土神)のいる場所で、そのエネルギーを受けて生まれてきます。
ですから、煕子さんがこの山で生まれたのなら、煕子さんはこの山神と深い繋がりのある方だったと言えるでしょう。
妻木煕子は、この山のパワーと同じエネルギーを持つ人なのです。
これまで妻木煕子は優しく可愛い妖精のような女性のイメージがありましたが、山のエネルギーを感じてみると、とても芯のある強い女性でもあったのだと思います。
妻木煕子は、細川ガラシャの母親でもあるわけですが、ガラシャの真の強さは、多くの人に知られていますが、その強さは母譲りだったのかもしれませんね。
妻木煕子のイメージが、少し私の中で変わりました。
城跡で煕子さんのことを思っていると、オレンジの蝶々が一羽、私たちの周りを舞いました。
私たちが気づいた事に対して、まるで煕子さんがサインを送ってくているかのように思いました。
さすが激動の中で、戦国武将を支え生き抜いた凄い女性だったのだと感心しました。
暫く城跡でゆっくりし、帰りは反対側から山を下りることにしました。
こちらのほうに巨石群があるようです。
少し降りたところに巨石群がありました。
想像を絶した巨石に驚かせられます。
人の手で積み上げられたようにも見えますが、自然現象で綺麗に分裂しているそうです。
巨石の中に、十字のくさび跡のある花崗岩があります。
この岩は、撤去しようとして断念したものと言われていますが、そうであったとしても、この岩にはお役目があるように私は思えました。
実際に、その岩の所まで行ってみると、天からの強いエネルギーが降りていて、十字にくさびが打たれている岩から陰陽の凄いパワーも感じました。
結果的に動かせなかった為、放置した岩も意味があるように考えられます。
十字にくさびを打ったことにより、この花崗岩がエネルギーを集めるポイントとなり、ここに宇宙からのエネルギーが降りてくるようになっているのかもしれませんね。
私たちは、城山に降りてるエネルギーをたくさん感じて後にしました。
PS.帰りに「天光の湯 天然ラドン温泉」に寄りました。
こちらの温泉は、ラドン濃度が8.25マッヘ/kg以上を含有する放射能泉で「療養泉」と呼ばれています。
ラドンは、呼吸により、肺を経由して体内に取り込まれ、更に高水素イオン濃度のため、お肌をツヤツヤにする働きがあるそうです。
加温していない冷たい源泉かけ流しの湯を堪能することもできますよ。
清潔感のある施設でとても良かったです。
お食事処も充実していて、私は登山で疲れたので入浴後にデザートをいただきました。
美濃焼きも素敵です。
オススメの温泉です。
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