【6月6日射手座の月食満月】ケンタウルスのキロンの神話に隠されたメッセージ
2021/06/19
明日、6月6日4時13分は射手座の満月です。
しかもこの満月は、月食の満月です。
月食満月とは、地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって月が欠けて見える現象です。
月食は、太陽と地球と月が一直線に並ぶ満月の時にしか起こりません。
そして、月食と日食は、深い関係があり、6月6日反半影月食に、6月21日に日食、7月5日半影月食(日本では見れない)というふうに、立て続けて起こります。
通常の新月や満月と比べて、パワーも強いので、この期間の行動が、今後の未来を左右するといっても良いくらい、重要になってきます。
また、明日起きる、6月の満月は、最小の満月で、最近では『Strawberry Moonストロベリームーン』と呼ばれています。
ネイティブアメリカンによる呼び名で、6月が苺の収穫時期であったことから、6月の満月をストロベリームーンと呼ばれるようになったそうです。
ストロベリームーンは好きな人と一緒に見ると、恋愛成就すると言われていますよ。
恋を叶えてくれる満月だなんて、何だかロマンチックですね。
半影月食ということもあり、陰陽のエネルギーも強いので、是非大切な方と一緒に夜空を眺め、ストロベリームーンを観察してみてくださいね。
もし、この日、曇りや雨で満月が見られなかったとしても、満月のパワーは変わらなく地球に降り注いでいますので大丈夫です。
射手座の満月のキーワードは、「旅行」「冒険」「熱狂的」「宗教」「学問」「自由」「自己肯定感」「誇り高く」「未来志向」「楽観的」「異文化」などです。
この射手座のエネルギーの影響で、私達にどんな変化が起こってくるのでしょうか?
射手座は、ギリシャ神話に登場するケンタウルスの賢者、キロン(ケイローン)がモデルだと言われています。
射手座はキロンが矢を放とうとしている姿をあらわしています。
キロンは、不死の能力を持っていました。
ヘラクレスが放ったヒュドラーの毒矢にキロンは誤ってあたってしまいました。
毒矢にあたっても、キロンは不死身の能力を持っていたので、死ぬことはなく苦しみ続けました。
その苦しみに耐えきれず、その苦痛から逃れたいがゆえに、神ゼウスに不死の能力を放棄することを願い、不死の能力はプロメテウスに譲り、死を選びました。
この神話には、どういう意味がかくされているのか、私なりに考えてみました。
毒矢の傷というのは、癒すことのできない心の傷を表しているのかもしれませんね。
インナーチャイルド、人間の持って生まれた宿命的なものだと言えるでしょう。
キロンは、きっと宿命的な不運を乗り越える事が出来ずに、死を選んだのだと思います。
こういう事をいうと、キロンは弱者のように聞こえてしまうかもしれませんが、けしてそんなことはなく、自分ではどうすることもできないこともあるという事です。
大なり小なり、誰もがもって生まれた不運があります。
「自分だけが何でこんな目にあわなければならないのか」と、自分の生い立ちを恨んだ事もあると思います。
人間は、避ける事ができない不運に遭遇した時に、どうすれば良いのでしょうか。
そんな事を、今 ケンタウルスのキロンは私達に問いかけているのかもしれませんね。
射手座は、ひしゃくの形をした6つの星が並んでいる、夏に光輝く美しい星座です。
この6つの星は、南斗六星とも呼ばれています。
射手座のエネルギーは、理想の世界に向かって、自由に誇り高く、まっすぐに進むパワーがあります。
この時期エネルギーが高まっているので、感情を揺さぶられる出来事が起きるかもしれませんが、自分の目指す的を良く見て、正確に弓矢を放つことが重要です。
貴方は、どこに向けて弓矢を放ちますか?!
Shoot an arrow towards the goal
射手座の月食満月の次は、夏至・蟹座の日食新月が起こります。
夏至・蟹座の日食新月の記事はこちら↓
【2020年6月21日 夏至と蟹座の新月と日食】時代の流れを変える何かが起きる?!
2020年蟹座のW新月(6月21日と7月21日)のスピリチュアルメッセージ
併せて読んでみてくださいね(^_-)-☆