【兵庫県豊岡市】絹巻神社の海開きの御神事、龍宮城の女神と繋がる
2023/10/01
前回の記事の続きです。
【城崎温泉】後ヶ島と地蔵湯と居酒屋あまね『龍宮城からの招待状』
そして、朝の温泉後に、城崎温泉の近くにある「絹巻神社」が気になり、参拝してみることにしました。
今回予定外の参拝です。
七夕の日から激しい雨が降り続いていて、「大雨特別警報」が出ているところもあり、
この日も引き続き日本海側は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などへの警戒を呼び掛けられていました。
今朝のTVでも、「出来るだけ外出を控え命を守る行動を」と言われてましたが、雨が一時的に止んでいたので急いで行ってみることにしました。
絹巻神社は、兵庫県豊岡市気比に鎮座しています。
城崎温泉から車で5分ほどです。
円山川にかかる港大橋を渡るとすぐに絹巻神社が見えてきました。
絹巻神社は、1700年以上前の歴史ある神社です。
絹巻神社のご祭神は、天火明命、海部直命、天衣織女命。
主祭神の天火明命(あめのほあかりのみこと)は、太陽・火の光の神格化した神様と考えられていて、
太陽神、農業神として信仰されています。
また天火明命は別名、饒速日命とも言われていますよね。
絹巻神社は天衣織女命も祀られているんですね~。
天衣織女命は機織の神さまです。
七夕の織姫ですね。水、川の女神でもある瀬織津姫さまも関係がありそうです。
絹巻神社は道路を挟んで社務所と拝殿が分かれています。
神社に到着し、御朱印を頂きたく社務所に声をかけてみました。
すると、今日は海開きの日で、これから気比の浜で御神事があるので、
参加されてみてはというお話をいただきました。
すると、「ギギギギー、ゴゴゴゴゴー…」っと本殿の背後にある絹巻山から凄い音が鳴り響きました。
何の音?
工事でもしてるのかしら?
っと思っていたら、神社の方が「ひめはるぜみ」の鳴き声だと教えてくださいました。
神社の方は「セミが鳴くと晴れるというから、雨は降らないのかしら~」と、天気をとても気にされてました。
セミは、本能で雨を察知することができるそうで、『セミが鳴き止むと雨』といお天気のことわざもあります。
セミは、雨で羽が濡れると飛ぶことができなくなるそうで、雨が降ることを察知すると鳴かなくなるそうですよ。
それにしても、凄い「ひめはるぜみ」の大合唱です。
「ひめはるぜみ」って凄い鳴き方をするんですね~。
初めて聴きました。
いつもなら、時間もなく流れが合わないと予定外の事は参加しないのですが、
このタイミングで絹巻山の「ひめはるぜみ」が鳴きだしたという事は、
神様からのGoサインだと思い、この後、急遽海開きの御神事に参加することにしました。
気比の浜に行く前に、本殿をお参りし御朱印も頂きました。
摂社のお稲荷さんをお参りしていると、本殿の後ろ辺りで可愛い蟹さんが現われてくれました。
蟹は、海の守護神的な存在で、メッセージは魔性を断ち切り新しい世界へ進むという意味があります。
また、潜在的な機会や成功への道しるべとして蟹が現れることもあるそうです。
城崎温泉といえば、「蟹王国」で有名ですよね。
こんな時に蟹さんと遭遇するなんて縁起がよさそうです。
すると、朝の雨もすっかり止み、太陽の光が降りてきました。
背後の絹巻山は兵庫県の天然記念物に指定されていて、火山岩の肌が絹織物を積み重ねたように見えます。
まるで絹巻山から絹の神光を放っているようでした。
【気比の浜】海開きの御神事
私たちは、神社の宮司さんについて気比の浜まで行き、海開きの御神事に参加させていただきました。
気比の浜海水浴場は、円山川の河口とつながるビーチです。
私たちは、海にご神水とご神砂を海に撒き、地域の方たちが気比の浜から海に向かって矢を放たれました。
そして海での無事故・安全を心から祈願しました。
不思議とご神事中は雨も降らず、
今思い出しても、とても素晴らしいご神事でした。
貴重な体験ができた事に本当に感謝です。
気比の浜海水浴場は、円山川の河口とつながるビーチで、
海辺でご神事をしていて、後ヶ島(竜宮城)の女神と繋がった感じがしました。
1つの光のラインが見えてきました。
あとで調べて分かったのですが、気比の浜の先には、昨日眺めていた後ヶ島(龍宮城)があり、
私たちは龍宮城に向かって御神事をしていました。
エネルギーを龍宮城に繋げていたのですね。
この御神事の後、御神酒のお土産を頂きました。
頂いた香住鶴は、古来より伝わる自然界の乳酸菌や微生物を利用して酵母を培養する伝統製法で造られているそうです。
もしかして、この造り方は天女が作った万病に効く神酒に似ているのではないでしょうか。
天女の神酒の記事はこちらから↓
龍宮城からお土産をもらったみたいで、とても不思議な気持ちになりました。
そして、また城崎温泉に戻り、不老長寿、幸せを招く湯といわれる『鴻の湯』でゆっくりし、
最後の目的地である兵庫県丹波市春日町に鎮座する「小富士神社」へ向かいました。
向かう道中、 雲行きが怪しくなり、さっきまで晴れていたのに雨が降りそうになってきました。
雨雲と一緒に移動している感じです。
受母知神を祀る小富士神社
無事に小富士神社に到着すると雨が降りだしてきました。
小富士神社は、小富士山の麓に鎮座しています。
鳥居を潜ると、小富士山の大地のパワーをとても感じます。
この丹波小富士山は、明智光秀が一夜城を築いたことでも有名なんですよね。
山頂には黒井城攻略の際に光秀が築城した小富士城の城跡があるそうです。
小富士神社の御祭神は受母知神、
配祀神 は厳嶋比売命・加具士命・奥津比売命・菅原大神
受母知神という女神は、保食神(うけもちのかみ)と同一なんですね~。
また保食神(うけもちのかみ)は、天女である「豊受大神」ともいわれています。
今回の旅で一番ご縁を頂いた女神さまですね。
本殿の前に立ち、二礼二拍手すると、
最後の拍手と同時に、空から「ドン」と大きな雷音が響き渡りました。
一瞬時空がゆがんだような・・・
あまりのタイミングに私達もビックリしました。
龍宮城の女神(天女)と繋がったように感じました。
そして帰り、雨雲から太陽が出てきて、
太陽の周りに薄っすらと虹が・・・・
最後には龍神さまが姿を現して下さいました。
PS.
今回の旅で、大雨の被害も受けず回れたのは、銀座の朝日稲荷神社の御朱印・御守を持っていたからかもしれません。
朝日の昇る朝日稲荷神社の御朱印は御利益がありますよ。
龍宮城の女神(天女)からのメッセージ
全てに依存しない。全てを受け入れる。
そして自由に舞う。