【鎌倉】覚園寺の拝観ツアー体験談。黒地蔵を見て感じたこと。

愛する輝く貴方へ
Mariです。

7月に初めて鎌倉の覚園寺に行ってきました。

覚園寺は、とても自然豊かな波動の高いお寺です。

自然の緑が美しく、午前中のお寺は空気が澄んでいて気持ちいいですね。

朝一番のツアーに参加させて頂きました。

こちらのお寺は、拝観方法が決まっていて個人行動で拝観できません。
ちょっと変わっていますね。
門を潜ってすぐの愛染堂は、無料で個人拝観できますが、その奥からは拝観料【500円】で、10時から15時まで毎時ごとに、寺僧さんが約50分程かけて境内を案内してくださるのです。

500円で寺僧さんの有料拝観ツアーに参加することができます。

私も初めて参加させて頂きましたが、じっくり時間をかけて案内して下さるのでとても良かったですよ。
オススメです。
特に、案内して下さった方の声に癒やされました(笑)声にお人柄が出ています。
男性の方ですが、とても中性的な声で優しく丁寧に説明して下さいました。
拝観料500円はとても安いと思います。
覚園寺のツアーは体験する価値があります 8Hリアは写真撮影禁止ですが、
見えない世界をじっくり五感で感じる事ができて、とても新鮮でした。

無料拝観できる御堂には、愛染明王と不動明王が祀られています。
愛染明王は、恋愛、縁結び・永遠の愛の仏様です。
心が真っ赤に染まるような激しい性愛の意味があります。
愛染明王のエネルギーは、ちょっとセクシーな色気のある波動を感じますね。
魅力的な女性になりたい方にオススメです。

幻想的なお庭を歩き、奥にある本堂の薬師堂には、
ご本尊の薬師如来と、その両脇に日光、月光菩薩が祀られています。
繊細な優しいお顔に、うっとりしてしまいます。
仏像に、魂が入ってるようですね。
３体の仏像を眺めていたら、霊界の入り口の風景が浮かびました。
きっと死んだ後は、この三仏様の前で、自分の人生を振り返り反省することになるんだと思います。
その様子が目の前に浮かびました。

ほとんどの仏像は木で造られたものですが、鎌倉の仏像は鉄で出来ていて、力強さと美しさがあります。
鉄の仏像には、鎌倉の武士のこだわりがあるそうです。
説明を聞きながら仏像を眺めていると、鎌倉時代へタイムスリップしたかのような感覚になりますね。
時間を忘れてしまいます。
覚園寺で、とても貴重な体験ができました。

覚園寺で、特に印象に残っているのが、ツアーの最後に紹介された地蔵堂の黒地蔵尊です。
毎年8月10日は、黒地蔵尊の縁日です。
黒地蔵尊が亡くなられた方々へ、私達の思いや願いを死者のもとへ運び届けて下さる日だそうです。
8月9日の夜～10日の正午まで、真夜中に行われる縁日です。

黒地蔵尊を見ていると、何だか悲しくなってきました。
真っ黒焦げの黒地蔵尊のお姿が、とても衝撃的でした。
なぜこんなに黒いのかしら？
と思っていたら、寺僧さんが説明して下さいました。
地獄の罪人の苦しみを少しでも和らげようと、鬼に代わって火を
炊いた為、黒く焦げてしまったそうです。
何回彩色しても、黒くなってしまうことから「黒地蔵」と呼ばれています。

何とも言えない、とても悲しい波動を感じました。

今、テレビやインターネットのニュースを見ていると、人間の心の闇を感じるような事件が沢山起きています。人々の意識レベルが上がったと言われていますが、一方では重い罪が残る事件も起きています。

人々が、光の世界に気がついて、心を清めれば事件も減り、黒地蔵尊のお仕事も軽減されるように思います。
覚園寺で知った事の一つが、黒地蔵尊の黒さは人間の心の中にある闇と関連していると思います。
黒地蔵尊の姿が、綺麗になっていくように私達一人一人が心の闇を光に変えていく事が求められているのでしょうね。

もうすぐ地蔵盆です。私のお家にも、お地蔵さんが何体かいらっしゃいます。

先日、お地蔵さん周辺の草むしりをし、ゴールドマリーの花をお供えしました。

地蔵盆には、毎年新しい前掛けをかけてあげます。

お地蔵さんは、私達にとって、とても身近な存在です。
私達の生活を、側でいつも見守って下さっています。

私達がどういう意識で、どういう行動をしているか見ておられます。

鎌倉に行かないまでも、近くにお地蔵さんがいれば、目の前で日頃の生活を振り返ってみると良いでしょう。

心の闇を光に変える機会にすると良いと思います。

お地蔵さんはを見かけたら、日頃の平穏な幸せに感謝し手を合わせましょう。

 

是非、皆さんも鎌倉に行かれたら、覚園寺で鎌倉の歴史を感じてみて下さいね。

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