【静岡県静岡市清水区・美保の松原】天女の羽衣と羽車神社の時空の旅
2022/09/07
前回の記事の続きです。
瀧川神社の放火と瀬織津姫からの伝言【静岡三島パワースポット】
【瀬織津姫の導き】桜家の鰻、三石神社の天女と金毘羅さんの八大龍王
瀧川神社参拝の翌日、静岡県 静岡市 清水区 の 三保半島 の「三保の松原」に行ってみました。
「三保の松原」は、天女の羽衣伝説で有名ですね。
全国に羽衣伝説が幾つかありますが、三保の松原が発祥地だと言われています。
まずは御穂神社へご挨拶に行きました。
御穂神社は、「美保の松原」の海岸から松の並木道である「神の道」を10分ほど真っすぐ歩いた先にあります。
御穂神社は、三保の松原の「羽衣の松」に関係する神社としても有名です。
また天女の羽衣の切れ端が所蔵されていると言われているんです。
御穂神社の由来は、海にある常世の国(竜宮城)から神を迎える常世信仰からきたそうです。
御祭神は、大己貴命(大国主)と三穂津姫命です。
大己貴命は、出雲の神として知られている、大国主の別名とも言われていますよね。
私たちは、本殿の前に立ち、今回ご縁を頂けたことに感謝しました。
すると拝殿の上空に羽衣をまとった天女のような雲が現れました。
画像をイラスト風にしてみるとわかりやすいですね~
私たちは、御穂神社の境内を散策し、そして三保の松原の海岸のほうへ、向かいました。
海岸の方には、羽衣の松と羽車神社があります。
羽衣の松は、天女の羽衣がかかっていたとされる松です。
羽衣伝説
三保の村に伯梁という漁師が住んでおりました。ある日のこと、伯梁が浜に出かけ、浦の景色を眺めておりました。ふと見れば、一本の松の枝に見たこともない美しい衣がかかっています。しかし、あたりに人影はありません。誰かの忘れ物だろうと、伯梁が衣を持ち帰ろうとしたそのとき、どこからともなく天女があらわれてこう言いました。
『それは天人の羽衣。どうそお返しください』ところが、それを聞いて伯梁はますます大喜び。『これは国の宝にしよう』とますます返す気配を見せません。
すると天女は『それがないと私は天に帰ることができないのです』とそう言ってしおしおと泣き始めます。さすがに伯梁も天女を哀れに思い、こう言いました。『では、天上の舞いを見せてくださるのならば、この衣はお返ししましょう』天女は喜んで三保の浦の春景色の中、霓裳羽衣の曲を奏し、返してもらった羽衣を身にまとって、月世界の舞いを披露しました。そして、ひとしきりの舞いのあと、天女は空高く、やがて天にのぼっていったといいます。
本当に三保の松原の天女は羽衣を返してもらい、天に戻れたのでしょうか・・・
現在は3代目の松です。
初代の羽衣の松は、1707年に宝永大噴火の際、地震で海に沈んだそうです。
また2代目の松は、立ち枯れが進み倒木の恐れがあり、そして現代の3代目へ交代となりました。
羽衣の松は、御穂神社の御神体でもあり、この松を目印として、神様が降臨すると言われています。
そして更に海岸の方へ進んでいくと、御穂神社の離宮、「羽車神社」があります。
羽車神社、羽衣の松、神の道、美穂神社の並びがレイラインですね。
エネルギーが強いので、松の木も龍のような形の木もあります。
私たちは、「羽車神社」へ到着しました。
羽車神社は、江戸時代には「羽車磯田社」と言われていたそうです。
ご祭神は、やはり三穂津彦命(大国主)と三穂津姫命です。
お二人は、
新婚旅行で羽車に乗り、美保の浦に降臨されました。
羽車神社とは、神様の乗り物「羽車」を祀った神社なのですね。
この一帯、とても神聖な空間です。
海からの風通りがよく、体が軽く感じます。
胸のあたりが熱くなってきます。
ここは、天地繋がるポイントであり、ゲートがある場所。
羽衣の松を目印として、天人が天の乗り物である羽車に乗って、ゲートを潜り、この辺りに降臨されるのではないでしょうか。
最近きている、次元移動する乗り物、天磐船ともシンクロします。
天の磐船関連の記事↓
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私たちは、「羽車神社」をお参りし、
そして、海の方へ行ってみました。
青い海、青い空を眺め、波の音を聞いていると、異次元に繋がるような不思議な感覚に陥りました。
少し曇っていたので富士山が見れず残念でしたが、
白い砂浜を見ていると、何かが落ちていました。
あれっ、なんでしょう?
よく見てみると、車の「鍵」でした。
これは、持ち主の方が、相当困られるのではないでしょうか・・・
車の鍵がないと帰れないですよね。
砂に埋もれてしまったら、見つけるのは大変そうです。
私たちは、急いで「みほしるべ」という三保の松原文化創造センターにインフォメーションへ持っていくことにしました。
すると、インスピレーションが下りてきて、帰れないって・・・
これは羽衣伝説の天女とシンクロしてる?
羽衣は、鳥の羽で作った軽い美しい衣で、天人が身に着けると空を飛ぶことができるそうです。
帯のような衣をヒラヒラとさせ、空を舞う天女をイメージしてみてください。
天女は天に帰るためには、羽衣という天の乗り物が必要でした。
天女は羽衣がないと天に帰れないですよね・・・
私の中では、羽衣のエネルギーは天女にとって、天界と繋がる為のツールだと思っています。
羽衣は、異次元移動できる乗り物みたいなものなのかもしれません。
そういえば、かぐや姫も天女であり、月に帰る時に、迎えに来た天人達は「羽衣」を持参していたそうです。
現代の私たちは、車という乗り物の「鍵」がないと、車のエンジンがかからなく、移動したり家に帰ることができません。
すると昨日参拝した三石神社の豊受姫大神が浮かびました。
三石神社の豊受姫大神の記事はこちら↓
【瀬織津姫の導き】桜家の鰻、三石神社の天女と金毘羅さんの八大龍王
豊受大神は、丹後の天女で知られていますが、羽衣伝説では。
八人の天女が舞い降りて水浴びをしていると、
うち1人天女が老夫婦に羽衣を隠されてしまいます。
水浴びを終えた7人の天女たちは、衣裳をまとって天に飛び去って行きましたが、
羽衣を隠された1人の天女は、天に帰れなくなってしまいました。
その羽衣がなく、地上に取り残された天女が「豊受大神」なのです。
伝承では、天に帰った七人の天女は北斗七星の象徴で、
豊受大神が輔星を表すと言われています。
また北斗七星は、天の中心を回る天帝の乗り物「帝車」だと考えられていました。
そう北極星を中心に回る北斗の車です。
豊受大神の輔星を合わせると北斗八星となります。
美保の松原でも、丹後の天女「豊受大神」のエネルギーを感じました。
また、この流れでいくと瀬織津姫さまも関係しているのかもしれませんね。
私たちが、この車の鍵を返す行動をすることで、地上に残された天女に羽衣が返ったような気がしました。
また乗り物の鍵が落ちていたというシンクロに驚きでした。
現実次元を動かすことで他次元を動かすことが出来るのかも知れません。
スピリチュアルでは超能力で何かを動かそうとしますが、私は現実を通して、過去や未来を変えて行くことになります。
砂浜に鍵が埋もれてしまったら、探しだすのは難しくなるかもしれないので、
みほしるべに車の鍵を預けて、
近くの『海鮮マグロ屋』さんでランチをしました。
注文したのは、もちろん『羽衣丼』です。
新鮮な海鮮は、本当に美味しいですよね。
天女の羽衣を思い浮かべながら、美味しく頂きました。
そして私たちは、瀬折戸神社、瀬織津姫神社へ向かいました。
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