生駒山の宝山寺と岩船大明神、闇を吹払い黄金の岩船(宝船)に乗ろう!
前回の記事の続きです。
イタリアンレストラン『REGALO』でランチを済ませた後、
私たちは、生駒山へ向いました。
石切劔箭神社 上之社へも行こうかと思ったのですが、流れ的には宝山寺でした。
宝山寺は、奈良県 生駒市 にあるんですね。
また 『生駒聖天』 とも呼ばれています。
生駒山は、山自体が龍神と言われている霊山で、その中腹に宝山寺があります。
生駒山は、神々が宿っているような、圧倒的なパワーを持つ神々しい山ですね。
宝山寺は、商売の神様を祀る日本三大聖天の一つで、金運のパワースポットとして有名です。
【般若窟】 岩船大明神と弁財天
宝山寺に到着し、山門を潜ると本堂があり、そのバックに「般若窟」と呼ばれる自然の岩山があります。
この「般若窟」は、ピラミッドの三角の形をしていて、凄いエネルギーを発しています。
ここは、昔は火山の噴火口だったそうです。
火のパワーも持つ山ですね。
宝山寺は、1688年に湛海律師の開山より、本堂が建立されました。
ご本尊は、不動明王です。
聖天堂に鎮守神として大聖歓喜天(聖天)が祀られました。
歓喜天(聖天)といえば、ヒンドゥー教の神、ガネーシャですね。
ガネーシャは、金運をもたらしてくれる富の神さまです。
聖天さまは、金龍とも関係がありますね。
聖天さまの御紋は、巾着とクロスした大根!!
古くから大根は体内の毒を消し、心身を清浄にすると言われています。
この毒消しが、聖天さまのお働きだそうです。
またクロスした大根は、縁結び、夫婦和合、を意味し、巾着は、財宝、財福の功徳を表したものだそうです。
不思議なデザインですね。
ん~~?
クロスの形って、さっきの黒雲もクロスの形でしたよね・・・
もしかして、さっきの黒雲はこちらの生駒聖天さまだったのでしょうか?! びっくり!
「般若窟」には、弥勒菩薩像もあります。
般若窟の弥勒菩薩像は、役行者や空海が修行した場所ということで、湛海律師が弥勒菩薩下生の時を待つということで、安置されたそうです。
調べてみると、宝山寺は、湛海律師が復興するまで、昔は「岩屋山聖無動寺」と呼ばれていて、岩船大明神と弁財天が祀られていました。
般若窟のエネルギーを近くで感じてみたかったのですが、落石危険のため立入禁止となっていて、近くまで行くことが出来ませんでした。
残念です。
般若窟の上の方のくぼみに岩船神社と弁財天社があります。
山門をくぐり、境内に足を踏み入れると、本堂のバックに般若窟の岩山が聳えたっていますが、
圧倒的なパワーを感じると共に、
何か得体のわからない重たいエネルギーも感じ、体調が悪くなってきてしまいました。
頭が重い・・・
宝山寺 奥の院
私たちは、奥の院まで行ってみることにしました。
奥の院への参道の石段の両側には、お地蔵さまがずらりといらっしゃいます。
この参道を歩いていても、重い・・・
なんだろうこのエネルギーは・・・・
参道の階段を上がりきると、奥の院の本堂に到着です。
すると、一匹の猫ちゃんが出迎えてくれました。
開山堂から一緒に本堂まで一緒に移動してくれました♪
可愛いですね。
奥の院の右手に白龍弁財天社あり、その上のほうに 大黒堂があります。
大黒堂からの景色を眺めていたら、
その時、さっき石切大仏の上空に現われた雲の意識体は、やっぱりここの神さまだと思いました。
イタリアンレストラン『REGALO』の窓から、生駒山を眺めていた時、誰かに呼ばれている感じが凄くありました。
後から地図を見てみると、私たちが行った宝山寺、石切大仏、『REGALO』、石切劔箭神社は一直線のレイライン上にあります。
赤い印が石切大仏です。
そういえば「般若窟」の写真を見ると、白い雲と飛行機が一枚だけ映っていました。
この画像を見た時、ビビッとインスピレーションが降りてきました。
一見普通の画像なのですが、私は1画像だけ映っていた飛行機がとても気になりました。
「般若窟」に現われた白い雲は弁財天さまのように見えました。
では飛行機が意味意味することは何なのでしょうか。
岩船とは、古事記では『天の磐船』で饒速日命が天の磐船に乗って天から降りてきたと言われています。
岩船は、空を飛んだ初めての乗り物なので、飛行機とも関係があるんですよね。
私は、乗り物の神でもある岩船大明神からのサインだと思いました。
福徳大神と宝船
私たちは、奥の院、白龍弁財天社、大黒堂をお参りし、更に奥にある福徳大神を祀っている福徳神社ところまで行ってみることにしました。
福徳神社から上は禁足地となっています。
福徳神社は、宝山寺より前からあり、福徳大神(土地神)を祀っています。
福徳大神と言えば、宝船に乗っている七福神とも言われていますよね。
到着すると、鳥居の奥には黒い石がありました。
その奥には、ご神体の般若窟があります。
昔はここから般若窟を遥拝していたのですね。
ここの黒い石のエネルギーを感じた時に、やはり石切大仏の上空に現われた意識体と同じだ確信しました。
後で調べてみると生駒山には、夜叉の伝説があるのですね。
湛海律師が般若窟に入り修行していた時、黒色の大きな夜叉が現れ『なぜ、我が山に入るのか~』と襲われたそうです。
実は、この黒いエネルギーの夜叉の正体は、岩船神社の『岩船大明神』だったそうです。
『岩船大明神』が黒い大きな夜叉(鬼神)となって現れ、は湛海律師を試したようです。
生駒山、般若窟には岩船大明神が宿っています。
ちょっと怖い話になりますが、
このエネルギーに触れると、自分の内にある闇が噴き出します。
私も生駒の旅で幾つかの闇が噴き出しました。
車のブレーキから煙が出たり、高速道路を走っていたら飛び石が飛んで来て、フロントガラスが損傷してしまいました。
さらに、(耐久性の問題ですが)車のヘッドライトの電球がこのタイミングで切れました。
オマケに温泉で、突然、見知らぬ人から文句を言われたりなど、色々なトラブルが続けて起こりました( ノД`)
気を取り直し、最後に生駒巡りの締めくくりとして、八大龍王総本山の龍光寺を訪れることにしました。
車で舗装されている山道を登って行きました。
龍光寺へ行くのは、信貴生駒スカイラインの料金所の横から細い道へ入って行きます。
しかし、私たちは、その細い道の入口が分からず、信貴生駒スカイラインをそのまま登って行こうとしてしまいました。
なんだか違う気がして、信貴生駒スカイラインの料金所の方に訪ね、正しい道を教わりました。
また危うく間違えるところでしたが、流れが変わりだし龍光寺へ無事に到着できました。
この時に流れが大きく変わり、正しい流れに戻ったのを感じました。
宝山寺に行ってから、龍光寺までの負の連鎖は、一体なんだったのでしょうか?
私も珍しく、ちょっと感情的になってしまいました。
しかし、このマイナスな気持ちを自分の中で消化し、冷静さを取り戻しました。
曲がったものを真っ直ぐにした、大袈裟ですが魂を整えた、そんな気がしました。
なので、龍光寺は心穏やかな気持ちでお参りすることが出来ました。
そして、帰りの道中にネットで車の修理店を探したりしていると、事態は更に好転しはじめました。
旅の帰りに、自宅付近のカーショップに行き全て解決したのです。
その日のうちに、スムーズに全て解決できたことで、とても気持ちがすっきりしました。
意識を変えただけで、こんなに物事が、早いスピードでスムーズに動き
問題が解決していくのかと自分でもビックリでした。
これが本当のプラス思考なのかもしれません(笑)
プラス思考というと、自分の理想を浮かべ祈る人が多いと思います。
しかし、これはプラスエネルギーだけに偏り、バランスが悪くなるので問題解決にはなりません。
大概は叶わないし、叶っても、どこかに歪が残ります。
その歪が再び闇となり噴き出します。
本当のプラス思考は、自分に起こるマイナスの出来事をしっかりと受け止めて、本気で自分のやる事をだだやるだけです。
感情的になれば負けです。
冷静になり、できることに意識を向けることです。
意識を変換させたことで、全てその日に解決することができました。
マイナスな感情を浄化させ、意識を切り替えたことで、こんなにもスムーズに事が進み、その日に問題が解決され、あまりの速さに自分でもビックリでした。
今、思えば何であの時あんなに落ち込んでいたんだろうっと思います(^^♪
本当に、次々と起こる車の不調、車が壊れるかと思いました。
この旅の全ての事は、乗り物の神さまでもある岩船大明神のお試しだったのかもしれませんね。
生駒ではトラブルが幾つかありましたが、心の闇を出し、光に変えた収穫の大きい旅となりました。
話は少しそれますが、今回の北京オリンピックを観ていても感じることです。
審判の判定やまわりの声に左右させず、自分のパフォーマンスをした選手が金メダルを獲得したり、魅せる演技をしています。
逆に、闇が噴き出しにそれに左右されてしまった選手は失敗して散っていきました。
本当のプラス思考は洗心とも繋がります。
今回の旅は石切大仏へ導かれたことから始まりました。
石切大仏の手水舎には「洗心」とありました。
闇が噴き出したら受け止め、感情を洗っていき、自分の出来ることに変換をしていきます。
これが心の闇を洗うことになりハッピーを呼ぶことになります。
誰にでも多少はありますが、心に闇があります。
心に闇があれば、その闇が現実と共鳴し、マイナスの出来高を引き寄せます。
その時にしっかりと心の闇を掃除しておけば、同じようなマイナスの出来事が起きませんし、闇が光に変わりハッピーが起きます。
そんな小さな洗心を繰り返し、繋げ結んでいけば、自分の中にある福徳の砂金袋が膨らみ宝船に乗ることが出来るのでしょう。
過去の砂金に関する記事はこちら↓
PS.岩船神社の岩船大明神は、大阪府交野市にある磐船神社の神さまと同じではないかとも言われています。
私たちは、帰りに予定になかった大阪府交野市の『磐船神社』に偶然にも寄る流れとなりました。
今思うと、生駒の旅は岩船大明神に導かれた、お試しの旅だったのかなと思います。