【熊野三山 奥宮】玉置神社の不思議体験、神様の使い「土竜」の学びとは?
今回は、奈良県の『玉置神社』を紹介します。
玉置神社は、10年ほど前から気になっていた神社ですが、行きたいと思ってもなかなか話が進まなかったり、参拝した人からあまり良くない噂を耳にしたりと、ご縁がありませんでした。
ところが、去年の奈良の旅行で橿原神宮参拝後、急遽予定を変更し玉置神社に向かいました。
スケジュールに玉置神社は入っていなかったのですが、意外な流れで参拝することとなりました。
玉置神社は、霊山の一つである玉置山の中腹に鎮座し、熊野三山の奥の院だとも言われています。
古代から信仰されてきた強力なパワースポットです。
また玉置神社に行く途中、いろんなアクシデントがあったり、不思議な体験をするかたも多いようですね。
「神様から呼ばれないと行くことができない」「参拝するタイミングある」「中途半端な気持ちでは参拝できない」「ご縁がないとたどり着けない」と言われのある神社です。
その言われの通り、私もずっと行きたいと思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。
今回はご縁を頂き、参拝して来ました。その様子をご紹介します。
大地の精「土竜ちゃん」の登場!神様からのサイン?
私たちは、玉置神社へ車で向かう途中、玉置山で『もぐらちゃん』と遭遇しました。
もぐらちゃんが車の前を横切りました。
しかも玉のようにコロコロと転がるように、私たちの目の前に現われました。
もぐらちゃんのインパクトのある出現に、私はびっくりしました。
「もぐら」を漢字で書くと「土竜」です。
土の竜と書きます。
皆さんご存知だと思いますが、もぐらちゃんは土の中など暗い場所で生活する動物です。
日光の当たるところには、あまり出て来ません。
今まで、色んな山に行ってきましたが、もぐらと遭遇したのは、初めてです。
もぐらちゃんを見ることは、珍しいことです。
もぐらを、大地の精として信仰しているところもあるようですね。
「もしかして、これは、玉置山の神様からのメッセージ?」
神様へ意識を向けて見ました。
降りたメッセージは【安定した生活を心がけなさい】でした。
感情を穏やかに保ちなさいという意味です。
ここで、もぐらちゃんの生態についてお話しします。
皆さん、もぐらちゃんが土の中で生活する理由をご存知ですか?
土の中は、地上に比べて温度や湿度の変化が少なく、安定した生活ができるそうです。
また、もぐらちゃんの天敵であるキツネやフクロウにも襲われにくく、餌となるミミズや昆虫も多く生息しています。
もぐらちゃんにとり土の中は、まさに桃源郷です。
居心地の良い生活の場です。
次に、私たち人間のお話しをします。
私たち人間の生活の場は、人それぞれ違いはありますが、社会の中であり、職場の中であり、家庭の中です。
その中で穏やかに生活をしていれば、きっと桃源郷なのでしょう。
ところが、、、
生活の場で辛い思いをしている方が多い気がします。
本来、桃源郷である場所が、辛い思いをする場所になってしまっている……
そうだとしたら、何かがおかしいのだと思います。
その何かとは、社会の責任でも、自分の周りにいる人の責任でもありません。
自分自身の問題だと思います。
自分の何かを変えることが求められます。
それに、人間は他人を変えることはできません。
変えられるのは自分のみです。
逆を言えば、自分を変えればハッピーになれるということです。
では、自分の何を変えれば良いのか?
それを玉置神社の神様が教えてくれました。
玉置山は、約3000~4000万年前の海底火山によってできた「枕状溶岩」が、1500万年前にプレートに乗り南から運ばれ、降起して玉置山ができたと言われています。
玉置山頂上付近は、火山噴火により噴出した溶岩が枕状溶岩が重なり合っています。
その溶岩が、玉を重ねて置いたように見えることから、「玉置」となったと言われています。
もとは、この溶岩を祀り信仰したのが、玉置神社の始まりなのでしょうね。
ここは、龍宮の大地のエネルギーが漲っています。
海底火山の溶岩がご神体なのであれば、そのはずです。
その聖なる大地に住む「もぐらちゃん」は、まさに神の使いですね。
神社仏閣巡りをしていると、神さまは、色んな所でサインを送ってきます。
そのサインには重要な意味が隠されていますので、見逃さないようにしてくださいね。
この後、私たちは神社をお参りする道中、駐車場手前で先の見えない渋滞に巻き込まれたり、
社務所でお守りのある出来事が起きたり、玉置神社の神様に色々と気付かされることとなります。
記事の中でお話します。
玉置神社参拝前の禊祓
もぐらと遭遇した後、私たちは順調に行けば16時前には玉置神社に到着する予定でしたが、まさかの山道の渋滞。
「本当に玉置神社にたどり着けるの?」と不安を抱く状況でした。
とにかく、山道の途中で、車がなかなか進みません。
時計を見ると、もうすぐ17時です。
玉置神社の近くまで来ているとは思うのですが、見えるのは車の列だけです。
あきらめてUターンされる方もいました。
Googleで参拝時間を調べてみると、玉置神社の営業時間は8時から16時までになっています。
この時間から参拝できるのか、心配になってきました。
「やっぱり、まだ玉置神社の神様に呼ばれてなかったのか・・・」
私たちも初めての参拝だったので、あとどれくらいで玉置神社に到着するのか、分かりませんでした。
まさか、こんな山の中で渋滞するなんて・・・
駐車場が混んでいるのか、事故があったのか・・・色んなことが頭を過ります。
車から降りて、玉置神社に向かって歩いている人もチラホラおられました。
そんな状況の中、「もしかして、参拝前の禊祓、邪気払いなのかもしれない」と思いました。
私は、焦りや不安な気持ちを手放し、玉置神社参拝にあたり邪心がないか内観してみました。
すると、自分の中のドロドロしたエネルギーが浄化されていく感覚があり、洗心すると「玉置山に来れただけでも満足」というハッピーな気持ちになれました。
身体も心もデトックスされ、すっきりです。
玉置神社の神様は厳しく、邪心があると参拝前に祓われてしまうのでしょう。
やはり、玉置神社は、心を清めてからでないと神様とは繋がれないようです。
すべては宇宙に任せ、自分の執着や、欲を手放すと自分のエネルギーが変わり、物事の流れが変わっていきます。
すると少しずつですが、車も動き出してきました。
玉置神社の神様に試されたのでしょうか・・・
たしか過去にもよく似た学びがありました。
そうそう、九州の「瀬織津姫神社」に行った時です。
「瀬織津姫神社」の記事はこちら↓
玉置神社も瀬織津姫さまと関係があるのかもしれません。
ここは邪気を払うパワーが強いですね。
そしてやっとのことで、17時すぎに無事、玉置神社の駐車場に到着です。
第一駐車場が満車だった為、私たちは第二駐車場に車を停めました。
こんな時間まで、駐車場が渋滞しているなんて、玉置神社の人気にびっくりです。
最近は吹石一恵さんと福山雅治さんのご縁を結んだ神社として有名で、人気があるのでしょうね。
私たちは、駐車場の鳥居を潜り、いざ玉置神社の本殿へ向いました。
鳥居を潜った瞬間、少し波動が変わりました。
鳥居を潜り、本殿まで徒歩20分ほどかかるようです(;'∀')
太陽も沈みかけています。
無事に参拝できるのでしょうか・・・・
あれ?
玉置神社案内の看板を見ると、光っているところがありますよ?
呼ばれている所は、ここ『玉石社』かな?
つづく