【熊野三山 奥宮】玉置神社参拝と幸運鈴
2021/06/12
前回の記事のつづきです。↓
【熊野三山 奥宮】玉置神社の不思議体験、神様の使い「土竜」の学びとは?
私たちは玉置神社駐車場に到着し、先ずは本殿を目指しました。
鳥居を潜ると、少し波動が変わったのがわかりました。
参道も、夕日の光が射していて、とてもクリアな波動です。
私たちは、本殿に到着しました。
本殿のご祭神は、国常立命、伊弉諾尊、伊弉册尊、天照大御神、神日本磐余彦尊(神武天皇)です。
本殿前に立ち、無事に到着し玉置神社の神様とご縁を頂けたことに感謝しました。
そして鳥居の横の看板の中で、太陽の光を受けて光っていた「玉石社(たまいしのもり)」へ向かいました。
玉石社に向かう途中、社務所があり人が集っています。
「なんだろう?」と見てみると、お守りを求めている人たちでした。
玉置神社のお守りは御利益があるということで人気があり、行列ができていました。
玉置神社は、悪魔退散の為に創建されたという言い伝えもあり、悪魔退散のお守りの授与や祈祷を受ける為、遠方から参拝されるかたも多いようです。
これから向かう玉石杜は、悪魔退散のご神力が強く、平安時代から多くの歴代天皇、空海や修験者たちも訪れています。
玉置神社で授与されているお守りの中でも、特に人気があるのは、「悪魔退散の護符」です。
「大和なる玉置の宮の弓神楽 弦音すれば悪魔退散」とよまれ、昔から皇族の方の悪魔祓いが行われていた珍しい護符だそうです。
私も、社務所で立ち止まり、お守りを見ていると、幸運鈴(神楽鈴)が目に入りました。
気になり幸運鈴を鳴らしてみると、シャラーンシャラーンと、とても素敵な音色です。
私は、何故か幸運鈴に心惹かれてしまいました。
この鈴は、空間を浄化するパワーが強いです。
この幸運鈴も人気なのか、どんどん数が少なくなっていきます。
「今、手に入れないと無くなってしまうかも・・、帰りだと社務所が閉まってしまうかも・・・」とか色々考えてしまいました。
夕日が沈む前に、早く『玉石社』に行きたかったのですが、幸運鈴が欲しくなり、わたしも列に並ぶことにしました。
すると前の方が、あれもこれもと悩みながら凄い数のお守りを購入しようとしています。
順番的には次なので、すぐに番はまわってきそうですが、それにしても前の方でかなり時間がかかっています(;'∀')
後ろで自分の番を待っていると、エネルギーがグラグラしてきて、気持ち悪くなってきました。
「なんだろう?このエネルギーは?」
人間の欲のエネルギーなのでしょうか?
さっきの渋滞でせっかく禊いだのに、欲のエネルギーで頭がグラグラしてきます。
こんな嫌な気持ちで、幸運鈴を手に入れたとしても、この鈴で浄化する効果は期待できません。
私は、幸運鈴を買おうとしている欲を内観してみました。
「私はなぜ幸運鈴が欲しいの?」
「自分が幸せになりたいから?」
「この幸運鈴は、本当に私に必要なものなの?」
「順番を待ってまで、手に入れる必要があるの?」
自問自答して、出てきた答えは、『私に必要であれば必ず手に入る。一旦、欲を手放しなさい』でした。
なるほど・・・
私は思ったとおり、一旦思考を外し、幸運鈴の欲を手放してみることにしました。
『きっとご縁があれば、いつか幸運鈴も手に入るだろう』と思い、買うのをやめて玉石社へ向かうことにしました。
玉石社は本殿から玉置山の頂上に向かう途中にあります。
玉石社の鳥居を潜ると、さっきの案内看板のように太陽の光が玉石社の鳥居に降りてきました。
この辺りから神域です。
空気がかなり澄んでいます。
玉石社 のご祭神は 大巳貴命です。
末社ですが玉石社は、地主神社でパワーがあり、本殿よりもこちらの玉石社を先にお参りされる方も多いようです。
こちらは社殿がなく、ご神体は黒い玉石です。
私たちは玉石社を前に手を合わせ、ご縁を頂いたことに感謝しました。
最初は渋滞にも巻き込まれ、どうなることかと思いましたが、無事に目的の玉石社までお参りすることができました。
玉石社の参拝後、周りをみる近くに霊石『三石社』がありました。
ここもパワーが強いです。
ご祭神は、磐裂神、石榊根神、軻遇突智神です。
私たちは、『三石社』をお参りし、日が落ちてきたので、山頂には行かず戻ることにしました。
そして社務所まで戻ってくると、かなり遅い時間なのに、まだ社務所が開いていました。
お守りを求めている人の列はなくなっていたので、私は欲しかった幸運鈴を購入しました。
今回は並ぶことなく、スムーズに幸運鈴を手に入れることができました。
幸運鈴を鳴らしてみると、一旦手放して邪気を祓ったせいか、先ほどよりも、綺麗な音色に聴こえました。
帰りは、鈴を鳴らしながら、来た道とは違う別の道から帰りました。
社務所から駐車場に向かう道中、白山社、山之神社がありました。
御神体は黒い巨岩なんです。
ここも凄いパワーです。
写真を何回撮っても、ボケてます。
後で調べてみたら、この黒い巨岩は海底火山が噴火した時にできた溶岩でした!powerが強いはずですね。
帰りの道は、昔の参道だったらしく、あとからできた行きの道よりも、ご神気が凄かったです。
駐車場に戻ると、太陽も沈みかけていて、駐車場からの景色がとても綺麗でした。
そして、私たちは熊野へ向いました。
玉置神社参拝のまとめ
玉置神社は「邪心のある人は参拝できないかも」と言われていることに納得です。
特に玉置神社の玉石杜は、邪気を祓って身を清めてからお参りすることをおススメします。
それだけ玉置神社、玉石社は邪気祓いのパワーが強いという事です。
以前、神様にも教えてもらったことがあります。
お守りは、御利益を貰うために持つものではなく、神様を感じる為のものにすぎません。
ご利益を得ようとして求めると、それが邪心となって逆に神様を感じなくなってしまいます。
そういう意味で、今回は一旦執着を手放し鈴を手にしたことで、より神様を感じるようになりました。
玉置神社を参拝する際は、神聖な気持ちで訪れてくださいね。
【玉置神社】
住所:〒647-1582 奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地
TEL 0746-64-0500
PS.夜は、熊野川温泉に寄り、そのあと和歌山県新宮市にある『東宝茶屋』というお店で、夜ご飯を頂きました。
こちらのお店は、ディープな郷土料理が有名なお店です。
中でも、熊野の郷土料理『馴れ鮓』は、塩、米、魚だけで乳酸発酵したお寿司で、とても人気があるようですね。
さんまの馴れ鮓目当てに、全国から食べに来られるそうですよ。
私たちは、さんま馴れ鮓も食べてみたかったけど、今回は刺身定食を頂きました。
新鮮なお刺身が美味しかったです。
コロナが落ち着いたら、また行きたいお店がです。
【東宝茶屋】
〒647-0017 和歌山県新宮市横町2-2-12
TEL:0735-22-2843