恋神社で鏡女王から教わった男女愛のメッセージとは?【奈良の談山神社】
2018/11/06
愛する輝く貴方へ
Mariです。
今日は、奈良の談山神社でご縁を頂いた、鏡女王の事を書きたいと思います。
奈良の滝蔵神社(長谷寺の奥の院)~9/9陰陽統合の日輪&昇龍現る~
瀧蔵神社で天界の祝福(日輪)を受けた後、談山神社に向かいました。
向かう道中に、お天気も曇り空になり、やがて雨が降りだしてきました(^^;
談山神社の本殿は、大化の改新で有名な藤原鎌足が祀られています。
談山神社に到着すると、少しイシヤ(権力者)の波動が漂っていました。
入り口付近で酔っ払ったおじさん達が、言い合いになっていました。対立の波動を感じます。
神聖な神社の波動とは、また違う感じを受けました。
皆さんもご存知だとは思いますが、『大化の改新』は、古代史上最大のクーデターと言われています。
大化の改新は、645年奈良の飛鳥板蓋宮で起こりました。
中大兄皇子と藤原鎌足が蘇我入鹿を暗殺しました。
当時、天皇をしのぐほどの富と権力を持つ、蘇我一族が崩壊し、646年に改革が行われ、後に中大兄皇子は天智天皇となります。
そして都が飛鳥から滋賀県(近江)の大津に移りました。
藤原鎌足が、大事な鎌を鎌倉の地に奉納したのも大化の改新後と言われていますので、この時期ですね。
【アセンション2018】鎌のパワーで邪気を刈り取れ!鎌倉の浄妙寺&鎌足稲荷で感じたこと
本殿をお参りすると、藤原鎌足の意識体と繋がりました。
鎌足は、『ここを何故、談山神社というのか知っているか?』と話しかけてきました。
そして大化の改新の密談、計画を行った場所だから談山神社なんだと教えてくれました(^^)
本殿の所で、ゆっくりした後、境内を散策しました。
自然が豊かで、建物もレトロな古都の雰囲気があり、大和時代にタイムスリップしたかのような感覚がありました。
そして、少し気になる東の方へ行ってみました。
そこは東殿があり、「恋神社」と書かれていて、鏡女王という神が祀られていました。
縁結びのご利益があるそうです。
お社に雲鏡を持つ鏡女王像がありました。
お参りするとメッセージが入ってきました。
『鏡女王とは、今でいう魔性の女性のことです。男性がなぜ魔性の女性に引っかかるかというと、男性が下心を抱えているからです。
下心を強く持っていると、魔性の女性に引っ掛かります。男性の下心を、鏡のように映し出す役割を持っているのが魔性の女性なのです。』
なるほど~と思ってしまいました。
その後、境内の奥に鎮座する三天稲荷を参拝したのですが、何故か涙が出てきました。
帰ったあとも、鏡女王の意識体が側にいるような感覚があります。
私は、恋神社を参拝して初めて鏡女王の事を知りました。
その後、鏡女王のことを調べたら鏡のエネルギーを使い、琵琶湖を守っていた近江の鏡族と関係あることがわかり始めました。
また、鏡女王は、近江の国、蒲生郡あたりを本拠地にした鏡王の娘か妹ではないかという説があることもわかりました。
どんどん繋がっていきます。
また、鏡女王は藤原鎌足の正室でした。
大化の改新後に、ご褒美として天智天皇の妃である鏡女王が藤原鎌足に下げ譲られました。
鏡女王にとっては悲しい現実ですよね。
この時代は、権力者にとって女性は人ではなく所有物、物と同じような扱いです。
女性の気持ちなど全く無視です(^_^;
昔の男性は、女性の巫女の能力を利用したかったのでしょう。
でも鎌足は、昔から鏡王女を愛していて、自分に譲って欲しいと天智天皇に強く望んだそうです。
鏡女王は、どんな気持ちで鎌足の妻になったのでしょう。
鏡女王の権力に翻弄された悲しみや、龍神の魂を持つ男性(鎌足)と出逢い、真実の愛に気づく喜びが伝わってきました。
私は、天智天皇と藤原鎌足と鏡女王の三人の恋愛関係を知り、あることに気がつきました。
意識が覚醒してない内は、男性も女性も欲に振り回されます。
男性は下心を持って、女性に近づこうとしますし、女性は安定を求め、権力にすがろうとします。
男性の下心と女性の権力にすがろうとする魔性性が引き合い、男女の駆け引きが始まります。
男女の駆け引きには真実の愛がなく、結果的には幸せを感じる事ができません。
幸せを感じるには、男性は下心を手放す必要があります。女性は、権力にすがる気持ちを手放す必要があります。
鏡女王は、下心のない藤原鎌足をみて、真実の愛に気がついたようです。
天智天皇の妻から藤原鎌足の妻になったのをきっかけに、真実の愛に気がつき始めました。
しかし時は少し遅く、真実の愛を深く知る前に、愛する藤原鎌足は病気で亡くなってしまいました。
恋神社を参拝した時に、もっと真実の愛を知りたいという鏡女王の無念さが伝わってきました。
恋神社の近くにしばらく居ると、恋愛成就を願う女性の姿を見かけましたが、鏡女王は、女性達に向かって、『権力にすがる気持ちを手放しなさい!それが真実の愛に繋がります』と、メッセージを送っているのが私にはわかりました。
今でも、見た目や条件を優先的に男性を選んでいる女性が多いです。
これからは、男性も女性も真実の愛に覚醒する時代です。
恋愛に対しての、新しい意識が広まっていくことを鏡女王は望んでいるのだと思います。
鏡女王とご縁を頂いて、私は真実の愛について考えるようになりました。
真実の愛とは、権力やお金を優先的に求める事ではなく、男女の駆け引きをする事でもありません。
相手に見返りを求めないことです。
真実の愛とは、一途に一人の人を想うことであり、相手の喜びを自らの喜びとする事です。
私にとって談山神社で参拝したことは、真実の愛を考える良いきっかけになりました。
欲や不安を手放すことで、真実の愛に気づき、最愛のパートナーと出会う事ができるのです。
藤原鎌足も大切な鎌を手放し、鏡王女も権力にすがる気持ちを手放し、真実の愛を掴みました。
亡くなった今でも、二人の深い繋がりを強く感じます。
一人でも多くの女性が真実の愛に気付き、幸せになることを鏡女王は願っていると思います。
最後に鏡女王の『鎌足さんへの愛の歌』を紹介します。
神奈備の石瀬の社の呼子鳥いたくな鳴きそ我が恋まさる 「神奈備乃 伊波瀬乃社之 喚子鳥 痛莫鳴 吾戀益」
神奈備の石瀬の社の呼子鳥よ、そんなに激しく鳴かないでおくれ。私の恋しい思いが募るばかりだから という意味だそうです。
鏡女王が鎌足さんの死後、彼を想い作った歌だと言われています。