【秋葉神社と幸福の金の鳥居】黒龍から贈られた金の卵の意味とは?
2021/06/19
今回は、静岡県浜松市天竜区にある『秋葉山本宮秋葉神社』を紹介します。
「秋葉山本宮秋葉神社」は「上社」と「下社」があり、標高866mの秋葉山の山頂に上社、麓に下社が鎮座しています。
秋葉山本宮秋葉神社は、日本全国に存在する約400社ある秋葉神社の総本宮で、火の神様として有名ですね。
ご祭神は火之迦具土大神(ヒノカグツチ)です。
秋葉山は、東海随一の霊山で、かなりパワフルな波動です。
山の麓には、気田川と天竜川が流れています。
私たちは、車を走らせながら天竜川と気田川に宿る龍神さまを感じ、スーパー林道を通り、山頂にある「秋葉山本宮秋葉神社 上社」を目指しました。
15分程かけてスーパー林道をひたすら車で走り、山の頂上付近にある駐車場に到着しました。
そこから徒歩で本殿に向かいました。
秋葉神社は、天に近いパワースポットとも言われています。
確かに鳥居を潜り、参道を歩いていく感覚は、天空に向かって歩いていく感じです。
天からの力強いパワーと大地のパワーを全身で受け取っている不思議な感覚♪体が軽やかです。
歩いていると、立派な西ノ閽の神門(にしのかどもりのしんもん)がありました。
四隅には、「青龍」「朱雀」「玄武」「白虎」の彫刻、四神がいます。
凄い迫力がありますね。
今にも飛び出してきそうです( ゚Д゚)
神門を潜ると波動が変わったのがわかりました。
ここから神域になるのを感じました。
そして、長い階段を歩き、金の鳥居の輪を潜り、頂上の本殿をお参りしました。
ご祭神の 火之迦具土神(ヒノカグツチ)は、よくない物事を浄化し、悪循環を終わらせる神様です。
日本書紀では悲劇の神として登場します。
ヒノカグツチはイザナミとイザナギの間に生まれた神様です。
ヒノカグツチは火の神様だったので、生まれる時に、イザナミの産道を焦がしてしまい、イザナミに大火傷を負わせてしまいました。
大火傷を負ったイザナミは、苦しみの中から鉱山の神、土の神、水の神を生み、イザナミは死んでしまいます。
イザナギは、イザナミの死を悲しみました。
そしてイザナギの流した涙からも神様が生まれました。
ヒノカグツチが生まれたことで、次々に神様が生まれました。
そのことにより、火のエネルギーを手にすると、急速な発展を遂げると言われるようになったそうです。
ヒノカグツチにとっては、自分が生まれることにより、母親が死んでしまうという悲劇が起きてしまいました。
しかし、この死は、ただの悲劇ではありません。
この死によって、多くの神々が生まれたからです。
悲しい出来事が起きてしまいましたが、それによって新しい命も誕生しました。
ヒノカグツチは、生と死に関係し、生命の循環を司る力を持っている神様のようです。
生命は循環しています。
死は決して悲しいことではありません。
亡くなる方もいれば、生まれてくる方もいます。
早くお役目が終われば、早く天に戻るようなこともあるでしょうし、人間長生きすればよいという訳ではありません。
宇宙には壮大な循環のエネルギーが流れていて、誰もそれに逆らうことはできません。
私たちは、そのエネルギーの流れの中で生きています。
この神話は「生死にフォーカスするのではなく、宇宙の流れの中で、どう生きるかを考えなさい。」と私たちに伝えていると思います。
さらに言えば、人生は出逢いと別れの繰り返しです。
一つ一つの出会いは必然です。
何らかの因縁があり、自分の学びの為に、親を選んで生まれてきました。
生まれた後も、幾つもの出会いをし、そこから色々な学びをします。
今回、私は秋葉山本宮秋葉神社をお参りして、宇宙の壮大な循環システムを感じました。
そして、生きてる間に、何かを感じ、何かに気づき、この世に生まれてきたことの巡り合わせを大切にしていきたいと思いました。
また与えられた命を大切に、一生懸命生きようと思いました。
そんなことを考えていたら、さっきまで青空だったはずなのに、本殿前の幸福の金の鳥居の上空に、黒い雨雲がみるみると現れ、黒龍が姿を見せました。
無限大∞の形?
後で、秋葉神社と黒龍の関係を調べてみると、秋葉神社は大黒天とも深いご縁があるようです。やっぱりですね(^^)
この地を守っておられる黒龍でしたね。
金の鳥居から黒龍を見ていると、不思議と心が洗われてスッキリしました。
この金色の鳥居からの景色は、ほんとうに素晴らしい眺めです。絶景です。
天界から下界を見下ろしているかのようです。
そこから眺める秋葉神社本殿は、まるで天空の神社かのように神々しく凛とした空気が漂っています。
ちょっと余談になりますが、金色の鳥居は、幸福の鳥居と呼ばれていて、厄除開運の神徳があるそうです。
この金色の鳥居は、混迷の世に、人々の幸福を望み建てられました。
この幸福の鳥居の上空に黒龍があらわれるなんて、大きなメッセージを感じます。
私たちは、天空の秋葉神社(上社)をお参りし、駐車場に戻ろうとすると、皿投げの看板が目に入りました。
私は、神社に行っても、あまり瓦投げや皿投げなどしませんが、秋葉神社では『皿投げをしていきなさい』というメッセージがきたので、皿投げをしてみることにしました。
秋葉山には、昔天狗が住んでいて、皿を投げては、願力を競っていたといわれています。
本来は、お皿に願いを書くのが普通ですが、私達は「因縁」という言葉が降りてきたので、因縁と書き皿を投げました。
願い事を叶えるというよりは、自分の今気になるキーワードや手放したいものを、宇宙循環エネルギーの中に投げたという感じでした。
本来の皿投げとは、やり方がちがいますが、こういう時は感じるままにやると良いそうです。
この山で降りてきた『因縁』というキーワード、後から大きな学びとなりました。
私たちは秋葉神社を後にし、お腹がすいたので夕食を食べに行くことにしました。
地元の野菜が美味しく食べれると評判の『緑の谷のごちそうテラス CoCoChi』へ行くことにしました。
『緑の谷のごちそうテラス CoCoChi』は、農家さんから直接仕入れた美味しい野菜を使用されています。
また、この辺りは、放置竹林が多く、『緑の谷のごちそうテラス CoCoChi』では、竹を細かい粉にした竹パウダーを使用したパスタやヨーグルトが食べれます。
竹は、生命力が強く、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維などの体に良い成分がたくさん含まれています。
竹powerの記事はこちら↓
お店の右側にも竹林があり、夜にはライトアップされて幻想的です。
この竹林の奥には『弁財天』の社もあるそうです。
竹と弁財天さまは深い関係がありますね。
私はこちらのお店で『ドレス・ド・オムライス』を頂きました。
こちらのお店のヨーグルトは、CoCoChiの竹から抽出した乳酸菌を使用した100%植物性のヨーグルトだそうです。
弁財天さんのパワーも入っているせいか、不思議なお味がしました(笑)
ブッフェのお野菜も新鮮でどれも美味しかったです。
そういえば、お店の入り口に金の卵のオブジェがありました。
竹と言えば、生命力の象徴です。
金と竹の2つのキーワードで、秋葉神社とレストランが繋がりました。
この金の卵には、なにか意味がありそうです(笑)