伊香具神社に隠された陰陽統合の秘密とは?【滋賀県☆余呉湖】
2018/10/27
光輝く貴方へ
Mariです。
慌ただしかったお盆休みも、あっというまに終わってしまいました。
お盆を過ぎると、少し気温も下がり過ごしやすくなりましたね。
明日は、昼寝でもしながら家でのんびりと過ごそうと思います。
最近導かれた鎌倉、房総半島、白山の旅の記事も少しずつアップしていきます。
今回は、その前に訪れた余呉湖の旅、天女の羽衣オムライスの記事の続きです。
2018年7月7日【七夕】達磨大師がゲートを開き、天女と龍神が舞う神秘の余呉湖
天女のオムライスを食べた後、急いで伊香具神社へ向かいました。
余呉湖から少し離れた、賤ヶ岳の麓に神社があります。
御祭神は伊香津臣命です。
こちらの神様は、天女の旦那とも言われていて、天女と伊香津臣命の子供が、藤原道真という伝承があります。
伊香津臣命は、天児屋根命の五、六代孫です。
また伊香郡に居住した伊香連の祖神です。伊香連は藤原氏と同祖です。
昔、この辺りは湖沼地で田園もなく、当地を訪れた祭神が、この地を開拓し伊香郡になりました。
香具山(賤ヶ岳)の中腹に、奥ノ宮があり天児屋根命を祀っています。
伊香具神社の正面には、珍しい陰陽統合「伊香式」といわれる鳥居があります。
この翼を広げたような伊香具式鳥居は、奈良の三輪式(火のエネルギー)と広島の厳島式(水のエネルギー)が組み合わさった、合計12本の柱を持つ珍しい形です。
賤ヶ岳は、昔は伊香山(香具山)と呼ばれていて、この神社のすぐ前は、伊香小江と呼ばれる伊香湖がありました。
伊香具神社は、伊香湖の神(水)と伊香山(賤ヶ岳)の神(火)に合わせ捧げる意味があります。
まさに伊香式鳥居は陰陽統合のエネルギーなのです。
とても風格のある鳥居です!
ちょうど陰陽鳥居のところで、可愛い蛙さんが現れました(^_-)
蛙は万能の縁起物です。
「福帰る」「無事帰る」「お金が返る」「本来の自分にかえる」という意味があります。
ヨーロッパでは、蛙は泡の中から生まれてくるのでヴィーナスのような存在であり、恋愛成就の御利益があるそうですよ。
アワ=天地ですので
アワの中から生まれてくるなんて、蛙は天地統合のエネルギーを持つ動物なのですね!
神社の前にあった伊香湖は、今の余呉湖の事なのでしょうか?!
昔は余呉湖がもっと大きかったのでしょうか・・・
天女伝説の場所は、この辺りだったのかもしれませんね。
伊香具神社の周辺は、上質な絹の糸の産地でした。神聖な湧水があり、良い絹がとれるので、平安時代から京都で重要とされている場所です。それは、天女の羽衣伝説とも繋がります。
神話の世界の話になりますが、天女が地上に降りてきて、この辺り一帯で生活している姿が浮かびます。
天女もこの地の絹を使って羽衣を織っていたのでしょうか?!
羽衣と言えば、何故か私は魂の乗り物と言われているマカバが浮かびます。
マカバは、インドのサンスクリット語で"回転車"という意味です。
マカバはハートチャクラのエネルギーです。陰と陽の二つの三角形が重なり、回転し始めることで、愛のエネルギーを生み出します。
きっと羽衣は、愛のエネルギーの結晶だったのだと思います。
羽衣のメッセージがくるようになってから、グリーンとピンクの光のオーブがたまに肉眼で見えるようになりました。
そして、このグリーンとピンクのエネルギーがマカバと同じエネルギーだと思うようになりました。伊香具神社を参拝したことで、天女の羽衣とマカバとグリーン&ピンクの光のエネルギーの3つが私の中では一つのものになりました。
天女もこのマカバの愛のエネルギーを使い、天と地を繋ぎ天界と地上を行き来していたのでしょう。
何だかロマンチックですね。
神社の境内には池があり、昔はこの辺りまで余呉湖(伊香湖)だったのでしょうか。
伊香具神社は、昔は伊香湖神社と呼ばれ、琵琶湖(大江)と伊香湖(入江)を繋ぐ入り江だったそうです。
ここでも陰陽統合の役目です。
この独鈷水は、昔に弘法大師が独鈷で浄水源を堀当てました。
琵琶湖(大江)と つらなる伊香胡(小江)の入江に住む悪龍を、弘法大師が退治したという伝説があります。
封印されてしまったのでしょうか?!
その後、香具山の麓に湧き 出る水(独鈷水)を汲とり、この地で産する生繭を煮て製糸 を試みたところ白く光沢の良い生糸が生まれました。
出来上がった生糸を用いて冠の紐や 刀の下緒を作り宮中へ献上したのが大音糸の始まりのようです。
良質の生糸が生産出来たのは香具山の地下鉱物により軟質の水 が湧くので非常に光沢のある弾力に富んだ生糸が出来たのです。
伊香具神社の神様は、陰と陽を結ぶ統合の天竜神様ですね。
その竜神さまのお力で、この辺りのお水のパワーは本当に凄いのです。
神社のすぐ横に糸とり資料保存館がありました。そして、この建物の中に光明石之湯というお風呂があります。
糸とり資料保存館の前をウロウロしていると、偶然、想古亭の旅館の方が通りかかり、光明石之湯の説明をしてくださいました。
想古亭さんの看板猫です。
折角なので、参拝後に光明石之湯に入って見ることにしました。
光明石之湯は、昔ながらのレトロな雰囲気のお風呂です。五右衛門風呂もあります。
光明石之湯は天界の波動ですね。
香具山、伊香湖の龍神様の事を想いながら、エネルギーを感じてみました。
天のエネルギーが、どんどん体に入ってきます。
温泉ではありませんが、お水が本当に綺麗です。
どんなお水でも、水は近くの波動をキャッチしエネルギーが転写されます。
この辺りのお水は、香具山のパワーが入った高波動水です。
湯船に浸かると、羽衣に包まれているかのように癒され、体が何だかフワフワしてきますよ。
天女様に導かれ、今年も素敵な七夕を過ごすことが出来ました。
今度は、お食事&光明石之湯でゆっくり訪れたいですね。
賤ヶ岳の麓 想古亭源内