空海は知っていた。瀬織津姫と龍神との関係を!
2023/08/05
今回は瀬織津姫さまと空海の関係についてお話します。
「空海は、瀬織津姫さまのエネルギーの本質に気付いていたの?」
私は「YES」だと思います(^^♪
まずは関係があるので、善女龍王のお話からさせていただきます。
神社仏閣巡りで、善女龍王(清瀧権現)とよく出会います。
また、先日の大阪の犬鳴山の巡礼でも、善女龍王が祀られていて、メッセージを受け取りました。
善女龍王は八大竜王の一尊、海神である沙掲羅龍王(しゃかつらりゅうおう)の子です。
名前は「善女」ですが、像容は男性像で表現されることもあり女性であるとは限らないそうです。
善女龍王が祀られている神社と言えば、京都の神泉苑が有名ですね。
神泉苑の池に龍神さまが現れた過去の記事はこちら↓
善女龍王は、また室生寺の龍穴や、和歌山の金剛峯寺に祀られていて、清瀧権現という名前で醍醐寺の鎮守としても祀られています。
私は善女龍王に感心があるので、善女龍王を感じると、そのエネルギーを大切にしています。
とても強く澄んで素晴らしいエネルギーですね。世の中の悪を清めてしまうパワーを感じます。
そして、善女龍王の裏に見えるのが空海の存在です。
空海は、唐の長安の青龍寺の鎮守神である善女龍王を勧請し、大成を挙げたと言われています。
深い関係があると言えます。
ちょっとお話が難しいですか?
簡単にいうと、
空海は善女龍王をお参りし、その清めのパワーに気付いて「この世にあって、悪を消し、人々を救ってくださるように」と祈願していたわけです。
さて、ここからが本題です。
空海と善女龍王、さらには瀬織津姫さまの関係について私の見解をお話します。
空海は善女龍王をエネルギーを得るには、水のパワーが必要だと気が付いたのだと思います。
そして、水の女神である瀬織津姫さまと繋がり始めました。
瀬織津姫さまのパワーと活かしてこそ、善女龍王のパワーを使って世直しができると考えたのでしょう。
そして、瀬織津姫さまの意識体を探しました。
しかし、「どこにも祀られていない…。瀬織津姫さまの名前が消されている、何者かに封印されている…。」と思ったのでしょうね。
現代でも、これと似たようなことを感じている霊能者も多いと思います。
でもですね~(^.^)
瀬織津姫さまは誰かに封印されているわけではありません。
瀬織津姫さまを封印しているとしたら、それは自分自身だと思います。
瀬織津姫さまは水の神さまで、龍神達を立ち上げるパワーを秘めています。
人間の体は約60~70%は水でできています。
瀬織津姫さまは、すべての生命体の内側に存在します。
瀬織津姫さまを感じないのは、ただ単に、内側の瀬織津姫さまと繋がれないということだと思います。
瀬織津姫さまを感じるには、自分の意識をしっかりと律する必要があります。
瀬織津姫さまの名前は「背(せ)を律する」という意味があります。
自分の邪心を清め、欲望でない自分の本当の思いを言動に移す時に、瀬織津姫さまの意識と繋がります。
こういった理由で、空海はひたすら修行をして自分を律していったのでしょう。
そして、ある時、瀬織津姫さまと繋がりました。
自分の内側に瀬織津姫さまを確実に感じたのだと思います。
瀬織津姫さまのパワーを得た空海が、善女龍王を尋ねた時、そのエネルギーを使い、善女龍王を自分の中に入れました。
その後、瀬織津姫さまと善女龍王のエネルギーを統合し、それを日本の然るべき場所に祀りました。
犬鳴山の清滝権現が祀られている神社にある看板を、再度読んでみました。
簡潔にいうと、
空海は「青龍寺」の善女龍王を、日本に戻って「清滝権現」と号した。
と書いています。
「青」が「清」になっています。
「龍」が「瀧」になっています。
共に「さんずい」がついています。
つまり、善女龍王を水の神(瀬織津姫)と合わせて、滝に「清滝権現」として祀ったということが隠されていると思います。
龍神と瀬織津姫は陰陽の関係になっています。
2つが対になることでパワーが生まれます。
龍神に水を与えれば生き生きと活躍します。
水のエネルギーの瀬織津姫だけではパワーが生まれません。
空海は知ったのでしょう。
龍神と瀬織津姫の波動を統合させる意味に気付いたのでしょう。
そして、2つを統合させたエネルギーを祀るには滝が適しているとも気付いたのでしょう。
滝に行くと、龍神を感じるし、瀬織津姫を感じるという人もいます。
それも、統合されて祀られていると考えれば納得です。
善女龍王、瀬織津姫のエネルギーは時代を変革させる、新時代を切り開くほどの、とてつもないパワーエネルギーを持っています。
これから、時代の移り変わりが激しくなりそうです。