神島は神と人が共に暮らす島【鳥羽パワースポット】
2018/11/12
愛する輝く貴方へ
Mariです。
三重県鳥羽市の神島へ行ってきました。
神島を訪れるには、今回で二度目です。
鳥羽市には、神島、答志島、坂手島、菅島などのたくさんの離島があります。
この4島は、鳥羽港からフェリーに乗って行くことができます。
神島は、海女漁で有名です。
神島に住んでいる女性は、ほとんど海女さんだそうです。
初めて訪れたのは3年前です。
目的のカルスト地形まで行くと往復1時間かかるので、帰りの最終の船に間に合わないと諦めていたら、心優しい島の方が軽トラに乗せてカルスト地形まで連れて行ってくださいました、。
その方のお陰で、最終の船にも乗ることが出来て無事に帰ることが出来ました。
島の方の優しさに触れ、とても感動した事を覚えています。
今回は、天気予報では晴れだったので、滞在3時間で青空の下、快適に島巡りをするイメージをつくっていました。
ところが当日、朝起きると雨でした。天気予報では1日雨です。しかも降水確率90%です(^_^;
「えーーー、どういうこと?」と思いながら、神島行きの支度をし、鳥羽の船乗り場へ向かいました。
道中、黒龍さんからメッセージを受け取りました。
そして船の切符を購入し、神島へ向かいました。
船に乗り、約40分で神島到着です。
途中、海が荒れていたので船が結構揺れました.
いつもだったら、気分が悪くなるところですが、波に乗るイメージでいたら、船酔いせずに神島へ到着できました。
定期船の運賃料、片道大人一人730円です。安いですね。
大荒れの中、神島に到着しました。
先ずは道を確認し、滞在時間、約3時間でカルスト地形と八代神社へ行くことにしました。
まずは、移動距離がかなりあるカルスト地形へ向かいました。
徒歩で往復約1時間です。
風も出てきて、雨と風の中を頑張って歩きました。ひたすら前を見て歩くという感じです。
歩いていると、時折、大きなミミズと出会います。
20から30センチメートルものミミズが地面を這っています。
また、カタツムリも見かけます。そんなところに大自然を感じました。
雨の中、1時間歩くには辛かったですが、反面、大自然を体感できたことで満足感を得ました。
考えても見れば「雨が嫌だーー!!」と思うのは人間の勝手です。
ミミズやカタツムリや植物にとっては恵みの雨です。
私たちは、つい人間目線で考えがちですが、もっと広く視野を持って、違った角度から見れば、物事の捉え方が変わります。
雨のお陰で、花や植物が生き生きしています♫
そう思うと「雨で嫌だーー!!」というマイナス感情が引いていきました。
その時、神島に宿る神の声が聞こえた気がします。
「仕事も恋愛も、全て同じではないでしょうか?」
ふと、そんなことを思いました(^^)
私たちは、自分目線でばかりしか物事を見ないので、不平不満や愚痴が出るのだと思います。
全体的な視野や相手目線で見れば、起きている出来事も違ったものに見えるかも知れません。
神様とそんなことを話していると、神島の小学校と中学校の建物が見えて来ました。
確か、カルスト地形は学校の裏です。
学校の横を抜け、工事中でしたが小高い丘のようなところを登ると、目の前に海が広がり、カルスト地形が視界に飛び込んで来ました。
まるで剣のようです。
この岩は、宇宙エネルギーを受信するアンテナですね。
素晴らしい絶景です。
自然が作り出す素晴らしい光景にしばらく見入っていました。
少し無となり岩と繋がってみました。
そして、又ここへ来れたことに感謝しました。
カルスト地形の大自然の豊かさを堪能し、八代神社へ向かうことにしました。
再び、風と雨の中を歩きました。とにかく力強く歩きました。30分くらい歩き、一旦船乗り場の方へ戻り、そこから往復30分かけて八代神社をお参りします。
今度の試練は階段です。八代神社の社殿の手前には200段の階段があります。しかも、私たちは道を間違えてしまったので、とにかく沢山の階段を登ることになりました。
雨も強くなって来て、靴がビショビショです。レインコートを着ていますが、服も濡れて来ました。
でも、とにかく頑張って、階段を登り切り八代神社へ到着しました。
八代神社は、三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台にもなりました。
主祭神は『綿津見命』海の神です。
本殿の前に立つと、大きな波の映像が見えてきました。
そして、急に土砂降りの雨となりました(^_^;
八代神社の本殿の前の社は屋根があったので、少し雨宿りです。
ここは八大竜王とも言われていて、かなり強い波動ですね。
『スターゲート』異次元の世界と繋がる場所です。
私たちはそこで祝詞をあげ、参拝をしました。悪天候の中、頑張った充実感が湧いて来ました。
参拝を終え、横を見ると無料の「子どもおみくじ」がありました。
神島の子どもたちが、お客様向けに作ったおみくじです。
おみくじを1つ引いてみると、感動の言葉が書いてありました。
おっとめでたい!大吉です(笑)
『灯台の光が進むべき道を照らしてくれるでしょう』
とても子どもが書いたとは思えない名言です。神様の言葉そのものです。
その時思いました。
「島の人たちは神様と共に暮らしているんだ」と感じました。素晴らしいことです。
私たちは、日頃の忙しさで、自然や神を忘れがちですが、もっと自然や神を感じて共に暮らさないと駄目ですよね。
そんなことを感じ、八代神社から船乗り場へ戻ることにしました。
※神社やパワースポット巡りというと、そのスポットだけに目線が行きがちです。
でも、出発から帰宅までがご神業で、その中に色々な学びが隠れています。
その学びこそが神様からのメッセージであり、1つ1つ気付くことが大切です。
その気付きを積み重ね、現実の生活の中に活かしてこそ、スピリチュアルを学ぶ意味があるのだと思います。
別の言い方をすれば、気付きを大切にすることが神様と一緒にいるということです。
今回神島を訪れて、島の人々を見て私は神を感じました。
待合室で、立ちながら船を待っていた私に『座りなさい』と優しく声をかけてくれた70歳くらいのおばあちゃん。
昔は海女さんをされていたでしょうか。
船が到着すると船から重い荷物を受け取り、背中に背負ってしっかり歩いている後ろ姿には、海神が視えました。
神島に住んでいる人は、神と一体化し生きているのだと強く感じました。
私達は、神様と人が共に暮らす世の中が広がることを祈って鳥羽港へ戻りました。
鳥羽港に戻ると不思議と雨が止み、太陽さんが顔を出してくれました(^_-)