奈良の長谷寺(初瀬山)と曽爾高原温泉~十一面観音さまからのメッセージ~
2018/12/11
愛する輝く貴方へ
Mariです。
今回は、9/8奈良の長谷寺を訪れた話です。
奈良の長谷寺と言えばご本尊の十一面観音さまが有名ですね。
滋賀県の高島から来た楠の霊木を用いて三日間で造り上げられたそうです。
十一面観音さまは、右手に錫杖、左手には水瓶を持ち大盤石の上に立っていらっしゃいます。
その十一面観世音さまにまつわる昔話があります。
それが、日本昔話で有名な『わらしべ長者』です。
この話は、奈良県桜井市初瀬の長谷寺が舞台なのです!
皆さん『わらしべ長者』の話の内容はご存じですか?!
どんなお話かというと、
簡単にお話の流れを説明すると、貧乏な青侍が長谷観音に願掛けしたところ、夢に観音さまが現れ『寺の大門を出て、初めて手にした物を大切にして
西に行くように』とお告げをもらいます。。
そして、大門を出て最初に手にした『藁』を『みかん』に替え、さらにそれを『反物』、『馬』と次々物々交換重ね、
一本の『藁』から最終的に長者になる話です。、
先日、私が長谷寺をお参りした時、大門を出て初めて手にしたのは、何だったでしょうか?
答えは、自販機で買った『い・ろ・は・す』
【大山の天然水】でした。
わらしべ長者の青侍のように、これが価値あるものに変わっていくのでしょうか?
ちょっと期待しちゃいます(*^_^*)
青侍が、手にした『藁しべ』のように、次々に貴重なものに交換されていく妄想してしまいました(笑)
話は、長谷寺の十一面観音に戻りますが、さすがに有名なだけあって、もの凄い波動でした(゚ロ゚)
十一面観音さまは菊理姫とも言われていますね。
白山とも繋がっていきます。
本堂の十一面観音さまを拝んでいると、『仏像の存在する意味を知っていますか?』というメッセージが降りてきました。
仏像が存在するのは、いくつか意味がありますが、その中の一つが『今に合わせる、今の自分を見つめる事』だそうです。
そのメッセージを聞いて妙に納得してしまいました。私達は、普段慌ただしい毎日を送っていると、つい意識が散乱してしまいます。
そんな状態の時に、仏像を眺めていると、心が落ち着いてきて、『今に』意識が自然と合うような気がします。昔の人も、私と同じような事を考えていたように思います。
長谷寺の十一面観音を造った人もそのような願いを込めて造ったような気がします。
だから十一面観音を見ていると不思議と落ち着いてしまって、ずっとそこに居たい気分になりました。
また、十一面観音が祀られている本堂は、とても趣のある建物で、初瀬山中腹の絶壁にあり、本堂の舞台から山々が一望できます。
京都の清水寺の雰囲気に少し似ていて、インスタ映えで人気があります。舞台からの素晴らしい絶景を楽しめるのでオススメですよ。
私も、清々しい気持ちになり心が洗われました。とても神々しい景色です。
本堂の舞台から真っ白な霧に包まれている山々を眺めていると、大和の時代にタイムスリップしたかのような感覚におちいりました。
前世で、ここから同じように眺めていたような気がします。とても懐かしい感じがありました。
皆様も奈良に来たら、是非長谷寺の十一面観音さまを参拝し、本堂からの大和の景色を楽しんでみてくださいね。
自分を内観する良い機会になると思います。
総本山 長谷寺
〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731-1
TEL:0744-47-7001
ご本尊:十一面観音
交通アクセス:近鉄長谷川駅から徒歩15分
料金:大人:500円 小学生:250円
あと長谷寺から車で一時間程の所に、素晴らしい温泉があります。
平成16年の冬にオープンした曽爾高原温泉『お亀の湯』です。
お水が無色透明で、とても綺麗な良質の温泉です。
曽爾高原の大自然を眺めながらの露天風呂は、本当に癒やされます。
温泉に入った時、私ハンドクリームつけていたのかな?っと思うぐらい、お湯がかなりヌルヌルしてます。
お肌がツルスベになるので美人の湯とも言われています。
思わず、温泉で販売していた入浴剤を購入してしまいました(*^_^*)
温泉上がりの、お肌しっとり感に感動しますよ。
亀の湯の露天風呂で、曽爾高原を眺め美味しい空気を吸いながら、ボ~っと『今の自分をみつめてみる』っていうのも良いですね
そして翌日(9/9)に、長谷寺の奥の院の滝蔵神社に行くことにしました。
〒633-1202奈良県宇陀郡曽爾村太良路830
TEL:0745-98-2615
料金:平日 大人600円 小人350円
休日(土・日・祝) 大人700円 小人400円
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/08onsen/01onsen/03east_area/sonikogenonsenokamenoyu/