金龍と聖観音を繋ぐ浅草寺と上野公園の聖地巡り【天海ゆかりの地】
2019/02/21
今日はおとめ座の満月でしたね
先月から2回続けてのスーパームーンです。
私は、エネルギーが強いせいか、昨日は異様に睡魔に襲われました。
あいにくお天気も悪く、残念ながら今晩も満月は見れそうにありません。
でも、雲がかかって満月が見れなくても、満月パワーは地球に降り注いでいますので、宇宙からの恩恵をしっかり受け取ってくださいね。
私たちは、17日に江戸時代の僧侶天海を追い、浅草→上野の聖地巡りをして来ました。
浅草神社→浅草寺→上野公園→寛永寺の順に参拝しました。
めちゃ楽しい、パワフルな聖地巡りになりました。
今回の旅で天海への理解も更に深まりました。
天海に関することを中心にお話します。
ポイントは3箇所です。
1、浅草寺の金龍権現
2、上野公園内の聖天島
3、寛永寺の本堂
の3箇所です。
日の出桟橋から東京観光汽船の水上バス『竜馬』で浅草へ向かいました。
日の出桟橋に着くと、観光船『安宅丸』が停泊していました。安宅丸は江戸幕府三代目将軍、徳川家光の命により造られた巨船です。別名、『天下丸』です。徳川家の巨船は、鮮やかな朱色で、圧倒的な存在感があり迫力満点ですね。
宇宙船のような『ヒミコ』にもいつか乗ってみたいですね。
今回は、竜馬に乗船し、隅田川を上りクルージングを楽しみました。
<竜馬の船内>
<隅田川>
アサヒビール本社の金色のビルが見えてきました。
浅草の名物にもなっている雲のような形をした『フラムドール』金色のオブジェです。
フランス語で金の炎という意味です。
そして浅草に到着し、まずはモーニングです(笑)
浅草のレトロな『ローヤル珈琲店』で、腹ごしらえをする事にしました。
有名な、浅草の雷門を潜り、ローヤル珈琲店に向かいました。
こちらは1962年に創業された喫茶店です。
店内のアンティーク調で統一されたレトロな雰囲気が、どこか懐かしく落ち着きます。
こちらの喫茶店は、「ヒルナンデス!」「どっちの料理ショー」など多数テレビでも紹介された、評判の良いお店です。
自家焙煎した豆を使用されているオリジナルブレンドコーヒーが美味しかったです。ホットサンドが有名だそうですが、私たちは時間的にモーニングを注文しました。
『腹が減っては戦はできず』と言われていた戦国時代の謎解きにみあった神社巡りの始まりとなりました。
腹ごしらえをした私たちが、まず導かれたのは、浅草神社です。浅草神社は『三社さま』と言われ親しまれています。
昔、隅田川で仏像が見つかり、その仏像(聖観音菩薩)を祀ったのが、浅草寺で、仏像を見つけた人や、仏像を聖観音菩薩だと見抜いた人を祀ったのが浅草神社だそうです。
浅草神社は、浅草七福神巡りの恵比寿様も祀られています。
最近は、恵比寿さまとご縁があり、訪れる先々で、恵比寿さまを祀った神社に導かれます。今回の聖地巡りも、恵比寿さまが案内役なのでしょうか?
流れに身を任せることにしました。
すると、浅草寺の本殿を後回しにして、西境内に導かれました。入口には滝があり、水の流れに心が洗われ癒されました。
空をみると、龍神雲が現れ、龍が大空を舞っているのが分かりました。案内図にあった金龍権現の社が気になり、そこに足を向けました。小さな社がポツンと建っていました。
休日の浅草寺は、凄い人出でしたが、金龍権現にお参りする人は、あまりいませんでした。
金龍権現は、浅草寺の境内の中の、小さなエネルギースポットになっており、異次元の空間みたいでした。
私たちは、社の前に立ち、合掌しお参りをしました。すると太陽の光が急に射してきて、強い黄金のパワーが、体の中に流れ込んできました。
すごく強力なパワーに驚きました。
寺伝によれば、浅草寺のご本尊聖観音さまのご示現で、天より百尺の金龍が降りて来た場所とされています。
まさしく、その龍が降りて来たのだと感じました。
その時、「天海はここで金龍のパワーを得ていたんだ!!」と閃きました。天海の叡智の源は金龍だったようですね。
私もここでしっかりと金龍のパワーを受けました。その強さには本当に圧倒されました。素晴らしい体験でした。
余談になりますが、浅草寺の西境内を一回りし、再び金龍権現の前に立つと、先ほどの強いエネルギーは感じませんでした。やはり、繋がるタイミングというものがありますね。
聖地へは導かれて行くことが大切であり、自我で行っても繋がらないようです。
金龍のパワーに感動し、その後 浅草寺の本堂の方へ行ってみると御守りがありました。
その中の『金龍鈴守』が妙に気になりました。金色の鈴で龍が刻印されています。
こちらの鈴は、人気で品切れになっていました。
2か所の授与所の方に、『金龍鈴守ありませんか?』と訪ねてみたのですが、『今、授与できなく、いつ入ってくるかもわからない』と言われ、ご縁がなかったんだと諦めました。
でも、なぜか気になりもう一度、授与所で訪ねてみると、なんと金龍の鈴があったのです。
私たちは、金龍の鈴を手に入れることができました。
この鈴は幸運の鈴と言われ、お手頃価格で人気がありすぐ無くなってしまうそうです。
これは、『諦めない心をしっかり持ち、自分が望む道を突き進めば、夢は必ず叶う』という金龍からのメッセージだと思いました。
浅草寺を後にして、地下鉄銀座線に乗り、上野へ向かいました。そして、不忍池から上野公園へ入り、気になっている聖天島へ行きました。
ここも人が少ないですね。上野公園には多くの人がいますが、聖天島を参拝しているのは、私たちだけです。毎月の初巳、二の巳、三の巳ではなかったので開放はされていませんでしたが、門の外から、祝詞をあげお参りをしました。
すると、浅草寺の金龍権現で感じたエネルギーが渦のようになって、聖天島へ降りるのを感じました。どうやら、浅草寺と聖天島を繋いだようです。
上野公園は、昔は寛永寺の境内でした。
寛永寺を創建したのは天海です。
天海は、上野の山を比叡山、不忍池を琵琶湖に見立て、不忍池の中心にある弁天堂には琵琶湖の竹生島の弁財天を勧請しています。
また聖天島は、寛永寺が建立される前は、瀬織津姫を祀っていたのではと言われています。
なので不忍池は琵琶湖とも繋がっているとも言えます。
私は天海と琵琶湖の深い縁を感じました。
琵琶湖には天海ゆかりの地や延暦寺もあります。
私たちが訪れることによって、天海が関係した寺院や聖地が繋がっていくのを感じました。
つづく